前回、紹介した桜井章一さんの
『決断なんて「１秒」あればいい』という本の中に
こんな一節があります。
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麻雀でまったく同じ実力を持ったふたりが
勝負をしたとしよう。
私のこれまでの経験でいえば、
金に執着した方が絶対に負ける。
金が欲しい。金を取られたくないという思いが、
勝負の判断を狂わせるからである。
これは麻雀でも仕事でも同じだと私は思う。
だから君が何か決断しなければならないことになった時、
金の計算は一切除外して決断した方がいい。
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そのまま、ＦＸにも当てはまりますよね。
「もう少し利益がのったら、今日のこれまでの損を
カバーできるなあ」
こう思った時点でアウトですよね。
冷静な判断ができなくなっています。
実際は何度も上値突破をトライしていて
上がり切らないのに、今度こそと期待している、
そんな状況です。
そうこうしているうちに下がってきて
利益どころか損失を抱えてしまう。
あの時に決済しておけばよかった・・・
こういったことの繰り返し。
純粋に、チャートだけを意識して
その動きを感じて判断していれば
「上がりきらないからここで決済」
という結論はそんなに難しくありません。
桜井章一さんのこの本での結論です。
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もっと自然に対しても、また、森羅万象
君の周りで日々起こっていることを
素直に感じるようにしてみよう。
この本の趣旨である「決断力」とは、実はそうした
「感じる力」から生まれると思う。
ー中略ー
「決断力」は、まさに「感じる力」そのものだと私は思う。
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チャートの声を聞く、とお伝えしていますが
チャートを感じる事ができるようになると
確実にトレードが変わってきます。