こんにちわ
マリオじゃ


篠田麻里夫の推理ゲームセレクション①





ポートピア連続殺人事件

一発目としては極めてベタなセレクトになってしまったが、やはり推理ゲームといえば避けて通れない作品なのは事実である

エニックスから発売されたFC版を語る前にPC版からまずは触れておく

推理ゲームといえばコマンド選択式がオーソドックスなシステムと認知されているが、本作のPC版まで遡ると選択式ではなく『コマンド入力式』である。

『ばしょいどう』や『なにかしらべろ』といった行動を自力でキーボード入力するという、実に手間のかかるシステムだった為に推理ゲーム自体が些かマニアックなジャンルだった時代があった様である

そしてファミコンに移植するにあたり、このシステムを遊びやすくする為にコマンド選択式に修正したといった具合だろう

そして肝心の内容だが、まぁ色々と言われてはきたが私個人からすれば当時にしてはよく出来てると思うし、システム回り等も含めて後の推理ゲームブームの基盤を作った重要作という見方も十分に出来るのではないだろうか

基本一本道だがフラグをショートカット出来たり、日本一真犯人の名が知れ渡ってたり、被害者の邸宅にある地下迷路が異様に広かったりといった小ネタも今となっては妙に脱力感があるw

この後に出るオホーツクや軽井沢といった堀井氏の諸作に比べると粗さが目立つ部分もあるが、コンシューマー向けの推理ゲーム零号機と捉えれば許容範囲かなとは思う

余談だがオホーツクのPC版だったかに出所後のヤスが登場するといった小ネタを投下して今回は締めたいと思いますw

ではでは~♪