OKCとCKC
OKCとCKCという概念があります。
Open Kinetic Chain
Closed Kinetic Chain
簡単に言うと意味は地面に四肢が接触しているかいないかということで、
接触していないオープンだと体にマイルド、
接触するクローズはシビアになります。
訓練はオープンから始まり、
徐々に難易度を上げ、クローズにしていくというのが一般的です。
例えばスクワットをしてもらうとします。
普通の立った状態で行うスクワットはクローズ、CKCです。
足が地面に着いていて、足の裏自体は地面から離れません。
これは重力に対して体の平衡を常に一定に保つ能力が要求される為、難易度が高いです。
次に仰向けに寝て貰い、片脚を曲げて挙げてもらいます。
トレーナーは挙げてもらった脚の膝上と踵に手を当てて抵抗を加えます。
抵抗に反するように患者さんには片脚を伸ばして貰います。
片脚スクワットに似た動きになりますが、
地面に足が着いていないのでこれがオープン、OKCになります。
平衡を保つ必要はなく、片脚の動きにだけ集中することができます。
投球フォームについて考えるとき、
この概念を知っておくと理解が深まると思います。
後ろ脚の倒し方や伸ばし方、前脚の挙げ方や着き方、
伸ばし方、曲げ方。
地面に着いている足の操作は難しいものです。
平衡をコントロールしつつ加速動作や減速動作をしなければならないからです。
そして平衡力は筋力や持久力があれば比例して向上するわけではありません。
神経が断裂し筋が使えなくなった患者さんでも立つ動作や歩く動作を重心移動などで行うことができます。
実戦的に使えるようにフォームを変えていくには
OKCとCKCをうまくブレンドしたドリルを進めていくと効率良く取り組めると思います。