サラブレッドの激減
2012年現在、全国のサラブレッドの生産頭数が減少しています。
90年代前半には10,000頭以上も生産され、世界第3位に入る日本ですが、
2000年頃から徐々に生産頭数が減り始め、2006年には7,680頭まで落ち込んでいます。
そして今年、1968年以来44年ぶりとなる7,000頭を割り込む6,768頭まで減ってしまいました。
またこの生産頭数の減少は日本に限ったことではなく、
世界的にみても同様の事が起こっています。
競馬発祥地であるイギリスと密接に関係し、
毎年多くのサラブレッドをイギリスへ輸出している国であるアイルランドでは、
2008年には12,000頭と世界有数の生産数を誇っておりましたが、
2010年は7,588頭とたった二年間で5,000頭近く減っています。
こういった事は競馬ファンにとっては非常に残念な事でありますが、
競馬産業が縮小傾向にある事は否定出来ません。
このような事が起こっている一番大きな理由は不景気にあります。
不景気が続くと、必然的に多くの人々の生活が厳しくなります。
そうなると今まで競馬ファンの人たちが、
競馬場へ足を運ぶ数が減ってしまい、競馬場の売上が伸びず、馬主への賞金も減り、
厩舎経営もうまく回らなくなり、
最終的にサラブレッドの生産数が減ってしまうという悪循環が起こっているのです。
JRAでは売上低迷に歯止めをかけるためにインターネット、紙媒体、テレビ等、
様々なメディアを有効活用し、
競馬への参加を促していますが、これは一時の売上向上であって、
継続的に続く売上が上がるような図式ではないような気がします。
余談ですが、かく言う私もアニメのエヴァンゲリオンが好きで、
宝塚記念時にJRAとエヴァンゲリオンがコラボレーションした時には、
大量に馬券を購入してしまいました。
結局の所、この世界的な不景気を何とかしない限り、
競馬産業の復興は見込めない現状ではありますが、
私は一競馬ファンとして、じっくりこの状況を見守っていきたいと思います。
【PR】
