18 野本梨佳選手 WS 9点

中田久美監督の方針もあってか、野本選手が先発出場したのは初戦の対韓国と最終戦の対中国の2試合だけだった。しかし、その2試合においてはチーム最多得点を叩き出し、決定力の高さを示した。Vプレミアでは故障で離脱した長岡望悠選手に代わってチームの攻撃の柱の一人として準優勝に大きく貢献していた。その長岡選手、新鍋理沙選手、岩坂奈々選手など同じ久光の火の鳥NIPPONメンバーの陰で、着々と腕を磨いていった中田監督の秘蔵っ子とも言える存在だ。今大会で示した存在感により、層の厚い久光でレギュラーに定着するなら2020年も現実味を帯びてくる。次回の火の鳥NIPPONでどんな活躍を見せてくれるか最も楽しみな選手の一人だ。