毎日使うものだから・・だしパックの塩分について | だしのある暮らし

毎日使うものだから・・だしパックの塩分について



厚労省では、生活習慣病の予防のために「日本人の食事摂取基準」が改定され、
一日の塩の摂取量もこれまで低く設定されるようになりました。
(一日の食塩摂取量につていは後ほど記事中で)

だしは、お料理のベースに毎日使うものだから・・・
なるべくシンプルな素材で、天然素材100%のおだしが理想!
ここでは、だしパック(鯛・まいたけ入)の塩分ついて、分析結果をお知らせいたします。

100gあたり  ナトリウム560mg 

これって・・・??
食品パッケージの裏側に、栄養成分が表示されているのは皆さんご存知だと思いますが、
そこにかかれているナトリウム量が塩分量に換算できるそうです。



ナトリウム●●mgって言われても想像つかないけれど、塩分相当量gに換算する計算式が下記。

食塩相当量(g)=ナトリウム量(mg)×2.54÷1000

たとえば、池田屋のだしパックの塩分相当量を計算してみると、、、

ナトリウム560mg×2.54÷1000=1.4224(g)

約1.4gということになります。

この数値は100gあたりの値。だしパックは、1パック8g入りなので、

1.4÷100×8=0.112


1パック(8g)あたり 0.1g    ・・・これは!!




「無塩」に近いだしパックと言っても過言ではない???
ちなみに、他のだしパックの塩分量を見てみました。


A かつお系だしパック ナトリウム16.4g/100g  →1パック(8.3g)あたりの食塩 3.5g
B あご系だしパック  ナトリウム416mg/8g   →1パック(8g)あたりの食塩 1.1g
C  ・・・・
D  ・・・・

たったの2種を書き出してみただけでもこんなに違うのだ~~とあらためて驚いています。
(もっともっと、例が出てきましたら書き足してみますね。)


Aは、鯛だしパックの塩分量のなんと35倍!!!
Bは、11倍!!

計算間違いかと思い、何度も何度も計算機をたたいた私・・・汗。
各商品で、表示単位がバラバラなので計算がしづらかったですが・・!
(単位をそろえるとか規定はないんですね・・・ただでさえ最近計算がおっくうになってきた私の頭では、
店頭でこの数値をみても全くもってピンとこないだろうな~~と思いました。)



この鯛のだしパックは、減塩を意識して作ったわけでは全然ないのですが、
天然素材100%=味付けしていない「だしそのもの」ってことにこだわったことが、
1パックの塩分0.1gというすごい結果を自然と生み出したのだな~~と。

塩分や健康に気遣っている方のためのだし!というわけではなく、
ごく普通に、赤ちゃんからお年寄りまで、どんな方にもおいしいと思っていただけるだし。
それが、自然と体にいいものになっていた、超ナチュラルな減塩だしっていう感じです。




冒頭でも書きましたが「日本人の食事摂取基準」一日の塩の摂取量が本年2015年に改訂されました。

成人男性 9g→8g
成人女性 7.5g→7g
高血圧の方は、更にもっと減塩を強いられています。

だしは、お料理のベースに毎日使うものだから・・・
できるだけ味付けしていない(化学調味料、酵母エキス、塩、醤油、砂糖など入っていない)
天然素材だけのうまみで、ナチュラルに美味しいだしを選んでくださるといいですね♪


塩分換算については、下記サイトで詳しく書かれています。
お買い物時もパッとわかりやすいよう、スマホで画像保存できる換算表などもあって親切です!

減塩ネット ナトリウム量を塩分換算する

健康な人も、減塩生活のことを考えるよい機会です。
ぜひ、参考になさってください。


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