※あくまでも個人の感想なので、まさか鵜呑みにしないようにお願いします


スワーヴリチャードはすでにOP勝ちを2頭も出していて好調なスタートをきっています。


23年10月ここまでで勝ち上がった産駒はだいたいが、

①サンデーサイレンスの3×4

②母父Giant's Causeway(系)

のどちらか。


興味深い事に、

①②どちらも持たずに勝ち上がった3頭にも共通点があり、それは母がMr.ProspectorとNureyevの血を併せ持つ、ということです。



パワーホールはKingmamboから。


アドマイヤベルは

母父NumerousがMr.ProspectorとNumber(Nureyevの半妹で3/4同血)


ショーマンフリートは母スカイフの父Siyouniが併せ持ちます。


まぁということで、スワーヴリチャードについては


基本はサンデーサイレンスの3×4。

またはGiant's Causewayの血。

それがなければ母の中にミスプロとNureyev(またはそれと相似な血)を探そう。


ということになります。


ただ注意しなくてはならないのは

所詮は2歳の早い時期のこと。勝ち上がりやOP勝ちは立派だが、あくまでも現状そこまで。

ここからクラシックトライアルや本番でドゥラメンテやキタサンブラック、エピファネイアなどの偉大な先輩方に立ち向かえるかは不明。

ということは留意したい。2歳の早い時期だけで種牡馬像を決めるのはあまりに早計。


では、とりあえず今の情報でノルマンディー募集馬をザッと。



ブラックカシミール22




Pretty Poly牝系。

これまた世界的名牝系の出身。


オッサンなもんで、パッと名前が出てくるのは種牡馬ノーザンテーストやガーサントなんですが、それ以外も夥しい数の名馬・名種牡馬が出ている牝系です。

ご興味あればご自分でお調べください。


スワーヴリチャード産駒でサンデーサイレンスとLyphardのクロスを併せ持つパターンはレガレイラ、ヴィクトリアドール、スウィープヒート、アーバンシックが出ている。

ただサンデーの3×3というのはいない。欲を言えばバブルガムフェローがもう一列後ろが良かった。


配合面はなんとなく悪くはなさそうだ。


だがしかしあまりにも渋い。(良くない方の意味で)


スワーヴリチャードが相手ならもっとストレートな良血繁殖が良い。

スワーヴリチャード産駒で現状一番稼いでいるのはノーザンではなくまさかのマイネル馬でコラソンビートであるが、彼女もブラックタイプを見ればすくそばに香港G1馬ウインマリリンがいる良血馬だ。


牝系と配合の両面を考えるべき種牡馬となると、割と答えは出ている。


ブラックカシミール22の曽祖母ダドリアバンブーはオークス3着馬なのだが、故障なのかなんなのか、その後1年以上にわたり休養し、4歳9月に復帰してからは今でいう2勝Cを勝つことなく終わっている。詳細不明だけにとても評価が難しい。


子孫にこれといった活躍馬はおらず、ブラックカシミール自身の血統も地味で渋い。


バブルガムフェローは悪いとは言わないが決して優れた種牡馬ではなかった。毎年3桁の繁殖牝馬を集めた割にはJRA重賞実績が寂しい。

ただ母父として最近ではダンシングプリンスを出していて、良いともダメとも言えない難しさがある。


出生時母17歳と高齢。

種牡馬の格は明らかにこれまでより1枚上だと思うが、個人的に直近牝系の方があまり良い血統だとはどうしても思えない。

種牡馬が社台スタリオンになっても、そこまで爆発力を出せる下地があるとは思えないが果たして。


血統で見る勝ち上がり可能性
★★★⭐︎⭐︎(さすがに勝ち上がらないとマズいと思うが…)
勝ち上がった場合の最高到達地点予想
★★⭐︎⭐︎⭐︎(JRA2勝Cの壁突破なるか)

ちょっとよく分からないところがある。

可もなく不可もなし。

が、少なくともこれは言えると思ってる。

一口10万出せる血統じゃない。

その価格帯は重賞勝ってもらわなきゃ困るくらいのところ。血統的期待値と乖離があるように思う。


勝ち上がりについては事実上の今年度ノルマンディー1次最高金額なので、できるというよりはクラブ的にさせないとマズいだろう。この馬に出資する人のためにもなんとかしてあげて欲しい。


だが少なくともその後の「夢」は感じない。

あくまでも個人的には、なのでこの馬に大きな夢を感じる方はお気になさらずで。


チェアユーアップの22



(あくまでも初年度産駒2歳の10月までで、だが)この馬はスワーヴリチャード産駒の勝ち上がり馬の配合条件を満たしていない。


ただ、だからダメとは言えないし、直近牝系の質はブラックカシミール22よりはるかにこちらが上。



母16歳ですが、そりゃスワーヴリチャードはおそらくマツリダゴッホやタイムパラドックスよりは格上でしょうからここはひとまず無視。

チェアリングソングを超えるまであっても特別な驚きはない。


血統で見る勝ち上がり可能性
★★★★⭐︎(遅くていいので勝ち上がりたいですね)
勝ち上がった場合の最高到達地点
★★★⭐︎⭐︎(上級を期待したい)


現状トモ高でまだまだ成長しそう。

早いデビューではなさそうに個人的には見えますけど、岡スタ産の1次募集なのでそれなりに順調な組なんでしょうし、期間内勝ち上がり頑張って欲しい。

勝ち上がれれば2つめ3つめを期待したい馬。

金額も手頃。リスクを取りやすいと言える。


まとめ。
金額含む総合判断として、
ブラックカシミール22とチェアユーアップ22なら迷わずチェアユーアップ22がおススメされるところかと思います。