※あくまでも個人の感想なので、まさか鵜呑みにしないようにお願いします。



メイグレイス22。





La Troienneの牝系。

「コントレイルの」と付けた方が分かりやすいだろうか。

とんでもない世界的名牝系。


そりゃ近親見てもスクリーンヒーローはいるし、



母の兄が中央G3ウイナーだったりもする。


こういう牝系は常に一発大物に警戒しなければならない。

母の産駒もキャプテンペリーという良駒が出ている。


…が、それ以外が走っていない。

かなり当たり外れが大きい印象。


次に母父ネオユニヴァースに着目する。

ここは結構大事だと思う。

キャプテンペリーと同じ父クロフネだと



アエロリットもいて、少ないサンプルながら億稼いでいる馬が3頭も出ている。夢がある配合だ。

 

対してメイグレイス22と同じく父ヘニーヒューズだと



ほぼ同じサンプル数ながら明らかに最高到達地点が低い。血統面で大きく劣ることがない割にクロフネと比べOPがいないのは寂しい。


メイグレイス22の募集金額を考えれば、1勝2勝で満足できるレベルではない。

ヘニーヒューズ×ネオユニヴァースの最高傑作になって貰わねば困る金額設定だ。ハッキリ言って確率的には分が悪い。だがそうなるはずがないと断言まではできない。


​血統で見る勝ち上がり可能性
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎(ブラックタイプ見たら低いと言わざるを得ない)
勝ち上がった場合の最高到達地点
★★⭐︎⭐︎⭐︎(2勝C)


これはとても難しい。

普通に見れば勝ち上がりさえ厳しいように見えるし、勝ち上がったとてヘニーヒューズ×ネオユニヴァースの配合では2勝Cが関の山に見える。


だがしかし。


サイズはしっかりある。調教師も2年目で平地重賞を勝ってみせた期待できる先生。面倒も良く見てくれそうだ。

砂のリーディングサイアーであるヘニーヒューズにケチなどつけられるはずがない。

そしてそもそもLa Troienne牝系。

「良いとこの子」である。

走りそうな気配はムンムンする。


何もかも上手く行ったら重賞くらい勝っても何の驚きもない大博打枠である。


…だとするとさすがに高い。

なんせここはノルマンディーだ。

1600万円くらいまでなら飲み込める。

ダメでも笑って「あかんかったか。笑」で済ませられるが、2560万円と言えば、もうちょっと出せばノーザンファームの良血馬を買える金額である。 

走らなかった時にちょっと僕は笑えない。


めちゃくちゃ悩んだが出資はできない。

万が一、来年まで売れ残るようなら経過をよく観察した上で、さらに活躍しそうな良い馬名に決まっていたら入厩ギリギリで出資するかもしれない。


これに迷わず行ける人は尊敬する。

Good Luck!