あの忍野八海の湧水の池より少し富士吉田方面に戻った小高い峠道の赤松林の中に茅葺屋根のかわいいお店があります。
国産そば粉と富士山の湧水を使用して手打ちにこだわったお店「天祥庵」です。

お店の中は、小上がりの座敷とカウンター席になっています。
小上がりのお座敷に上がってまず出てきたのは、


そば茶と、そばの落雁。このそば茶の落雁は、そばの香りが聞いていてとても美味しかったです。お土産用にも店内で販売しています。
さて私は、ここのお店過去に数回訪問しています。そしてなんと言ってもここでのナンバーワンのおすすめは、「ぶっかけ」です。


これです。少し固め(アルデンテ)に茹で上げられ、
こしがあって喉ごし抜群。自家栽培の数種類の薬味と、焼き味噌とつゆをぶっかけて食べるところから「ぶっかけ」です。

こちらが薬味のアップ。しゃもじにすくったまま焼き上げた、焼き味噌に、なめこ、ねぎ、茗荷、大葉、木耳(きくらげ)、白ごま、これらを蕎麦のうえにのせて汁をかけよく混ぜてからいただきます。
味噌はちょっと甘め、薬味全体のお味はお互いサッパリ系でバランスがよい感じです。お蕎麦は固ゆでですので、パリッとしてきれのよさを感じます。こちらで使用する薬味は、ほとんど自家製だと言うことです。

妻は、鴨田舎を注文しました。

国産鴨肉と主に自家製の野菜を煮込んだ温かい付け汁にパリッと冷たいお蕎麦を付けていただきます。熱い付け汁に、冷たく堅めのお蕎麦、これまたOh!! うまりーの!でした。
こちらお店での薬味はワサビではなく、自家製のからみ大根にこだわっています。


席の外には、干し柿がつるされていました。まだ鶴仕立てという感じでした。お店の方に伺ったところ12月下旬ごろからお店でも販売するそうです。とことん自家製にこだわっていますね。
この辺りにはほかにもお蕎麦屋さんがたくさんありますが、いつもツイこのお店に入ってしまいます。
忍野村 天祥庵 http://www.fujisan-net.jp/data/article/923.html

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