11月28日・29日の紅葉真っ盛りの京都を訪れました。
地元の人に伺っても、今年は最近10年来一番の美しさだとのことでした。


まずは定番、東福寺通天橋の紅葉です。平日というのに長蛇の列、いったいどこからこんなに人が来たの?という状態で、通天橋を通のもすり足でゆっくりゆっくりの状態でした。
東福寺通天橋

落葉の紅葉との対比も、美しいことこの上もありません。
東福寺
東福寺庭園

続いては、この頃ちょっと奇抜なライトアップを行う、高台寺です。
高台寺1
うーん。ちょっと奇抜すぎてなんだかなぁって感じです。
赤や青のライトが照ったり消えたりするのですが、ただそれだけ
上のような状態は、ほんの数秒。何なんでしょう?意図がわかりませんでした。
高台寺2
こちらも同じ高台寺臥龍池。こちらは岸の紅葉が池の鏡に映って何とも幻想的な美しさ

高台寺をあとに清水寺へ参ります。ライトアップ開始の30分ほど前には着いたのですが、清水坂から産寧坂まで続く長蛇の列。おビックリです。
清水寺
 夜空に放たれた一条の光は、観音さまの慈悲をあらわした「観音慈光」。 他者に利益や安楽を与える慈しみと、他者の苦しみを除こうとする思いやり… この観音さまの慈悲の心が、たくさんの方に届きます事を念じています。 なんと雄大京の街の灯との対比あまりにも美しすぎる。
清水寺
清水寺放生池と満月

翌日は、嵯峨野を巡りました。嵯峨野市の紅葉の名所天竜寺は、最盛期を過ぎ色あせが始まっていましたが、その塔頭、宝厳院(ほうごんいん)はまさに真っ盛りの状態でした。
宝厳院 獅子吼の庭
宝厳院
庭園は天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに庭園は天龍寺開山夢窓国師の法孫である策彦禅師の作とされ、嵐山を巧みに取り入れた回遊式山水庭

宝厳院2
宝厳院獅子吼の庭
「獅子吼」とは「仏が説法する」の意味で、庭園内を散策し、鳥の声、風の音を聴くことによって人生の真理、正道を肌で感じる。これを「無言の説法」というが、心が大変癒される庭である。

宝厳院3



祇王寺(ぎおうじ)は、京都市右京区にある真言宗大覚寺派の仏教寺院。寺自体は尼寺である。山号は高松山。院号は往生院。本尊は大日如来。平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、清盛の愛を失ったのち、妹の祇女、母とともに剃髪し隠棲した寺。深い緑に囲まれた境内に、ひっそりと茅葺きの草庵がたたずむ。
祇王寺

白拍子の祇王が平清盛からの愛を失い、「嵯峨野奥なる山里に、柴の庵を引き結び念仏してこそゐたりけり」と、妹と母親とともにここに庵を結んだ。境内は一面の苔と、周りを覆う楓や竹で静かな雰囲気に包まれており、非常に美しい。

最後に、京都府警お墨付きの心霊スポット?小倉池です。
小倉池
対岸には、御髪神社で日本で唯一、理美容に携わる生業の始祖を祀る神様だそうです。理美容業界の方々の信仰が厚く境内には髪塚もある。