県下の、ササノハガイの水路と同じ水系に、ヤリタナゴの越冬スポットを見つけたのが二年前のことだったが、一年前に再訪した時にはアタリすらなかった。
今年はどうかなと思って本日、また訪れてみた。
二年前と同様に、自家製黄身練りを中層に入れてあちこちスポット内を探ってみるが、ウキに動きなし。
そこで、タナを最終的には120センチ弱にまで下げてみた。
すると、モゾモゾとした触りに続いて、ウキの頭が浮き上がった!
アワセると、力強いながらも小刻みな引き!期待通り、ヤリタナゴだった!
その後もちょうどいいテンポで良型ヤリタナゴが上がった。1メートルを越える深さから引き上げてくるので、その分長く引きを楽しめた。
このところの小春日和のせいか、オスの中にはうっすら青から緑にボディが染まり、黒目の周りが白く抜けてギョロッとした眼に見える、婚姻色がつき始めている個体もいた。
ヤリタナゴ、オス
外道はタモロコ2尾だけだった。
タモロコ
リリース直前の1時間強のヤリタナゴ釣果
そんなわけで、春が早かった去年とは違って、今年はまだ越冬場所にいてくれた。来年はもうちょっと早く来てみようかな。