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2022年7月10日(日)、小倉競馬場11Rで行われるプロキオンS (G3)における血統傾向から狙える馬をご紹介します。
今年も京都競馬場改修工事の影響で小倉競馬場での開催となります。
昨年は9番人気、14番人気、12番人気で決着し、三連単配当が1,944,140円と大波乱の結果でした。
現在、小倉ダート1700mのOP以上のレースは門司S、阿蘇S、プロキオンS の3レースです。過去5年間で上記レースは合計8回ですが、1番人気が馬券になったのは1回のみです。
波乱必至のプロキオンSで血統傾向から狙える馬を3頭挙げていきます。
直近5年間のプロキオンSの血統傾向
※小倉競馬場での開催は昨年1回のみです。そのため、同条件で行われた門司S、阿蘇Sのデータを参考にした直近5年間データとなります。
・父エーピーインディ系が3勝
昨年のプロキオンSの勝ち馬メイショウカズサは父カジノドライブ産駒(エーピーインディ系)でした。他のエーピーインディ系はケイアイパープル、アードラーでともに10番人気で勝利しています。
人気薄のエーピーインディ系が狙い目です。
・ストームキャット、デピュティミニスターや欧州型ナスルーラ系(トニービンやBlushing Groom)が内包している馬
下記のとおりの一覧のとおりストームキャット、デピュティミニスターや欧州型ナスルーラ系(トニービンやBlushing Groom)が内包している馬が5番人気以下で馬券に入っています。
この血統傾向から持続力(米国型ノーザンダンサー系から)やスタミナ(欧州型ナスルーラ系から)が問われるレースといえます。
2022年門司S:1着エクレアスパークル(8番人気)、2着ニューモニュメント(5番人気)
2021年阿蘇S:3着ハギノアトラス(7番人気)
2021年プロキオンS:1着メイショウカズサ(9番人気)、2着トップウィナー(14番人気)
3着メイショウウズマサ(12番人気)
2020年阿蘇S:3着メイプルブラザー(5番人気)
2019年阿蘇S:1着アードラー(10番人気)、2着グアン(13番人気)、3着メイプルブラザー(7番人気)
2018年阿蘇S:2着エポック(5番人気)
2017年阿蘇S:2着ブライトアイディア(10番人気)
狙い馬
○ゲンパチルシファー
父トゥザグローリー、母父クロフネで、牝系にデピュティミニスターやBlushing Groomを内包しています。
同馬は当レースへの適性は高く、小倉ダ1700mの成績は(1.1.2.0)と馬券圏内を外していません。
昨年の10月にOPクラスに昇級してから大崩れしていませんが、勝ちきれない競馬が続いています。今回は川田騎手が騎乗予定です。川田騎手とのコンビで2020年1月の小倉ダート1700で行われた小倉城特別(2勝クラス)を勝利しています。乗り替わりで初重賞勝利を狙います。
○アメリカンシード
父Tapit(エーピーインディ系)、母父Stormin Fever(ストームキャット系)。
2021年プロキオンSのメイショウカズサ、同年阿蘇Sのケイアイパープル、2019年阿蘇Sのアードラー、人気薄のエーピーインディ系3頭がOPクラス以上の夏の小倉ダート1700mで勝利しています。
血統以外の共通点は初めてのOPクラス以上の勝利でした。
同馬はこれまで人気を集めてきた馬でしたが、13着、14着と大敗を続けていることや半年以上の休養明けで人気落とすと考えています。
良し悪しがはっきりしている成績で条件戦では圧勝していた馬ですが、OPクラスではまだ勝利がありません。休養明けでリフレッシュした状態であれば、血統傾向からも一変すると推察します。
○メイショウウズマサ
昨年の3着馬。同馬は父ロードカナロアにストームキャット、母型にデピュティミニスターが内包しています。近親に2018年天皇賞(春)を勝利したレインボーラインがいて、同馬にもスタミナが受け継がれ昨年の結果に結びついたのでしょう。
前走のアハルテケSでは59キロを背負い、逃げ粘って3着を確保しました。
今回は斤量が前走から3キロ減の56キロ、明け3走目と好材料がそろっています。
スタートは良いとは言えませんが、ダッシュ力がある馬なので、問題なくスタートを決めて自分の形に持ち込めれば、昨年以上の結果を期待できます。
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