前回の日本テレビ盃はいかがでしたでしょうか。
サルサディオーネ、アナザートゥルース、ダノンファラオが先行集団を形成し、前半600mを33.8秒で通過する、スプリント戦のような速い流れとなり、少し離れてヒカリオーソ、ロードブレスなどが続く展開になりました。
ヒカリオーソが2週目3コーナーに入る前に鼻出血で競走中止となる中、サルサディオーネが4コーナー手前で手応えが怪しくなり、直線についてからは、アナザートゥルースだけが先行勢で抵抗するも、飲み込まれ、ロードブレスやデルマルーヴルが差し込み、ロードブレスが差し争いを制しました。
2着はデルマルーヴル、3着も、追い込んだストライクイーグルが入り、差し追い込み決着となりました。
サルサディオーネがいた時点で、ハイペースになることを予測していれば、本命に推したアナザートゥルース含めて再考する必要があったと言えます。
展開を考えるのは重要なことだと、改めて考えさせられました。
さて、今週の南関競馬は大井競馬に舞台を移し、7日水曜日には、第54回東京盃(JpnII)が行われます。
JBCスプリントに直結するレースで、中央、南関、両方のダートトップスプリンターが集まったように思えます。
ハイレベルな1戦で、難しそうですが、予想してみたいと思います。
10/7大井11R
第54回東京盃(JpnII)
◎ジャスティン
○サブノジュニア
▲コパノキッキング
△ブルドッグボス、マテラスカイ
どの馬も一長一短があるので絞りにくく本命も決めにくいのですが、本命はジャスティンにしました。
東京スプリントで初重賞を飾った馬で、大井実績もあれば、スプリント能力は素晴らしいものがあると思います。
ただ、この馬はダートスタートが苦手で、東京スプリントも出負けしてましたし、前走さきたま杯は、大きく出遅れた結果、チグハグな競馬となり、5着に敗れました。
今回も、1にも2にもスタート次第で、東京スプリントのくらいの出負けであれば、盛り返してハナを奪い、東京スプリントの再現が期待できそうです。
主戦の坂井瑠星騎手が騎乗停止中で、乗り替わりとなりますが、代打が戸崎圭太騎手であれば心強いです。
なんとかしてくれるのではと思っています。
対抗は、サブノジュニアです。
前走アフター5スター賞が初の重賞制覇というのは意外なくらい、近年のスプリント戦での実力が立派な馬です。
4走前の東京スプリントでジャスティンの2着があり、その後は大井1200mで三連勝でした。
力は確かですが、今回は枠が外になり、14番枠は少し不利と考えます。
ただ、持ちタイムは中央馬と引けを取らないですし、うまく折り合いをつけて、枠の不利を乗り越えれば、チャンスはある馬だと思います。
3番手は、コパノキッキングです。
前走サマーチャンピオンは差し届かずといった形で、2走前の東京スプリントは、ジャスティンとのハナ争いに敗れ、直線失速という競馬でした。
一時期の破壊力に陰りが見えている印象ですし、展開の兼ね合いや、気性の悪さが影響し、レースで結果が伴わないですが、今回は藤田菜七子騎手に手が戻り、慣れたコンビで活躍ならないかと思っております。
押さえは、ブルドッグボスとマテラスカイです。
ブルドッグボスは、58キロの斤量を考えると、4走前のように、差し届かずの印象がありますが、前走クラスターカップでは59キロでも3着に来れていますし、展開次第では出番がありそうです。
マテラスカイは、良馬場となると厳しい印象で、乗り難しい馬であるために、乗り替わりはマイナスなようですが、7日の天気が雨予報になっているのと、代打がルメール騎手ならば、チャンスが出てきたような印象です。
ただ、前に行きたい馬が多く、そこまでの雨量がなかった場合は、一気に馬群に飲まれるシーンは考えた方がいいでしょう。
以上が今回の予想となります。
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