先週の羽田盃はいかがでしたでしょうか。
例によってファルコンウィングの逃げになり、ゴールドホイヤー、グリーンロード、ヴァケーションが続く展開になりました。
しかし、私の本命だったヴァケーションは、早々と手応えを失い、コバルトウィングも後方でもがく中、ファルコンウィングが手応えよく直線に入る展開になりました。
さすがにファルコンウィングは一杯になり、その後ろにいたゴールドホイヤーが抜け出すと、そのまま押し切り、後方から追い込んできたブラヴールに2馬身差をつける完勝となりました。
3着はファルコンウィングが粘り、3連単は10万を超える配当となりました。
さて、今週の南関競馬は船橋競馬場に舞台を移し、6日水曜には第34回東京湾カップ(SⅡ)が行われます。
東京ダービーへのトライアルレースでもあるこの重賞、昨年は先行馬の一頭だった2番人気のサクセッサーが直線抜け出す競馬で勝利をおさめました。
毎年天気がバラバラで読みにくいところもあり、今年も週中雨が予報されてるので、馬場傾向が難しいですが、予想していきたいと思います。
5/6船橋11R
第34回東京湾カップ(SⅡ)
◎プレストシャイン
○デスティネ
▲マンガン
△シナノパワー、サンスクリット
本命は、プレストシャインにしました。
勝ちきれていない馬を本命に推すのも心苦しいですが、とにかく先行できる脚があり、しぶとさはこのレースにはうってつけだと思います。
少々使い詰めな感はありますが、前走内容も勝ち馬シナノパワーに差をつけられることはなく、以前より良くなっている印象を受けます。
なんと言っても、活躍が目覚ましい、短期騎乗中の水野翔騎手が鞍上というのも面白いでしょう。
平場のレースでも重賞レースでも顔を出してきており、おそらくそこまで人気がないと思うので、無欲の一発に期待したいです。
対抗は、デスティネです。
前走準重賞のブルーバードカップは、中団から差しを決めてのものでした。
その前の大井でのクラシックトライアルも、ブラヴールと一緒に追い込んで来たものの、ブラヴールには届きませんでしたが、2着と健闘、その前のレースは先行しての競馬だっただけに、一概の差し馬というわけではなさそうです。
今回は最内枠ですので、あまり後ろ過ぎては詰まりかねませんが、そこはこの馬を選んだ森泰斗騎手ですから、上手く乗ってくれることでしょう。
3番手は、マンガンです。
クラウンカップでも2着に来ており、この馬の競馬ができるレースの流れ、直線の進路があれば、差し込んで来る馬です。
ということで、展開には大きく左右されがちな馬ですが、相手関係を考えても、今回も差し込んでこれるのではないかと思いますので、そこまで速い展開にはならなさそうですが、得意の左回りで再びの好走に期待です。
押さえは、シナノパワーとサンスクリットです。
シナノパワーは一度も掲示板外になったことのない堅実派で、馬券圏外も
9走して2回だけですから、素晴らしい馬です。
森泰斗騎手がデスティネを選んだので、乗り替わりになるのはマイナスではありますが、そこには今年好調の本田正重騎手ですから、悪くないでしょう。
サンスクリットは外枠が痛いですが、徹底先行型のタイプで、今回的場文男騎手というのも面白いタッグと言えます。
的場文男騎手ならば、徹底先行ならばとにかく引きませんので、外枠からでも一気にハナを叩いて出てくるでしょう。
左回りも前走で経験済みですし、逃げ残りも考えたいですね。
ちなみに、その前の日の5日火曜には、中央競馬との交流GⅠ、第32回かしわ記念(JpnⅠ)がありますのは、皆さんもご存知かと思います。
私も忘れていたわけではありませんが、今回の新型コロナウイルスの影響があるとはいえ、地方馬の出走馬がナンヨーオボロヅキ一頭だけとなり、中央馬6頭、計7頭だけになったことを踏まえて、簡単に予想させていただこうと思います。
5/5船橋11R
第32回かしわ記念(JpnⅠ)
◎サンライズノヴァ
○ルヴァンスレーヴ
▲モズアスコット
△ケイティブレイブ、アルクトス
地方の馬場も慣れているサンライズノヴァを本命にしました。
ルヴァンスレーヴの復活にも期待したいですが、ここで本命を打つのは少し怖いです。
モズアスコットは、地方の深いダートが向くのかどうか、これにかかるでしょう。
東京競馬場のダートは浅いことで有名ですからね。
あとは、長岡騎手とのコンビで前走大穴を開けたケイティブレイブと、ダートのマイル戦ならアルクトスも押さえるべきでしょう。
以上が今回の予想となります。
今年のゴールデンウィークは例年とは異なる様相になってしまいましたが、地方競馬は毎日熱く開催しています。
南関競馬も熱戦が繰り広げていますので、なんとかステイホームで、今回の船橋競馬を楽しみましょう。
コロナが収束するのは時間がかかるようですが、終わったら、このゴールデンウィークで楽しめなかった分も発散したいものですね。
また、数々の重賞タイトルを獲得し、先週もアクアリーヴルで東京プリンセス賞を、ブラヴールで羽田盃2着と、今年も南関クラシック戦線に強力馬を用意し、古馬でも強力な馬を抱える、船橋の佐藤賢二調教師が、金曜日未明お亡くなりになりました。
ここぞというときの仕上げには特に定評があり、今年もこのあとの東京ダービー他数多くの重賞を楽しみにしていたと思われる矢先のこのニュース、無念でしかありません。
謹んでご冥福をお祈りします。
なお、佐藤賢二厩舎の馬は、弟子の米谷康弘厩舎に一旦移籍すると発表されています。
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