オウケンビリーヴが発送直前に競走除外となり、大半の馬券が返還され、7頭立てになったレースは、地方馬ラーゴブルーが御神本訓史騎手を背に、見事に交流重賞のタイトルを奪取しました。
頭数が少なかったとはいえ、クイーン賞勝ち馬アイアンテーラーをきっちり差し切ったあたりは素晴らしいと思いましたし、何より、やはり御神本騎手もうまく乗った印象があります。
ゴール後のガッツポーズは、フジノウェーブで勝利したJBCスプリントを彷彿とさせるかっこよさでした。
さて、今週の南関競馬は大井競馬場に舞台を移し、水曜日には、南関牡馬クラシック第一戦、羽田盃(SⅠ)が行われます。
やはり、クラシックとあって、なかなかのメンバーが揃いました。結構枠も内外に分かれた印象で、さらに天気が怪しいということもあって、とても難しい一戦に思います。
それでは、予想にうつらさせていただきます。
4/24大井競馬11R
第64回羽田盃(SⅠ)
◎ウィンターフェル
○ミューチャリー
▲シビックヴァーゴ
△カジノフォンテン、ステッペンウルフ、ジョーパイロライト、ホワイトヘッド
ウィンターフェルは今年の南関クラシックの中では軸となる存在であると思いますし、有力馬が外に流れた中、この馬だけ内枠を引けたのは大きいと思います。
この馬の課題としては、前走負けた敗因として、抜け出してからソラを使うクセがあり、そのクセを出してしまった影響によるものであるようです。
今回は前走よりメンバーレベルが上がるので、そう簡単に抜け出せないとは思うのですが、仮に抜け出してソラを使ってしまっても、この馬の能力ならば馬券圏外に飛ぶ可能性は少ないのではないかと思います。
よって、ウィンターフェルを本命にしたいと思います。
対抗はミューチャリーです。
前走雲取賞2着から間隔を空けて今回のレースというのは、おそらく予定通りではないかと思われます。今までのレースも、1、2ヶ月に1回の出走しているローテーションですので、今回も自分の実力は出せるかと思います。大井1800mのレースでは、差しも決まるコースでありますので、どこまで差してこられるか、鞍上の手腕に期待です。
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シビックヴァーゴの京浜盃6着は丁度いい負け方に思います。京浜盃は勝ち馬より負けた馬の巻き返しがクラシックでは目立ち、今回は叩き2戦目となって、前走より上昇が考えられます。距離が合わないとも思わないので、この馬の一発も頭に入れてもいいのかもしれません。
カジノフォンテンは前走は少しちぐはぐな競馬になったように思えます。スタートして先手を取っていましたが、なんだかんだ下げて競馬をしました。大型であるためか、あまり内枠でいい結果を残せていませんが、2、3着であれば可能性はあるのでしょうか。
ステッペンウルフは前走の勝ち方が鮮やかでした。道営から移籍してからは崩れることなく走っているので、前走の走りはあながちフロックとは言えないと思います。ただ、ローテーション的と、あまりに鮮やかだった前走を考えて、果たして羽田盃につながるのかという懸念もありますので、少し評価を落としてみます。
ジョーパイロライト、ホワイトヘッド、ともに8枠というのが痛いところではありますが、近走内容からも、馬券圏内に突っ込んできてもおかしくないと思います。
以上が今回の羽田盃の予想になります。
発走は20:10です。