ケララ州の州都コーチン郊外のご家庭でケララ家庭料理のレッスンを受けました。
何はなくともまずはコレ、という感じで、マスタードシード、にんにくしょうがたまねぎを炒めるわけですが、
まずオイルの香りが違う!上質なココナツオイルってこういうものだったのかという、甘いのに清々しい香り。
そして玉ねぎがまた日本とは別物なんですね。どっちがいいとか悪いとかじゃないんだろうけど確かに
このココナツオイルにはコレという香りが瞬時に立ち上ります。
あと、ケララの特徴としてはにんにく・ショウガのカットがラフ。一般的なインド料理のレシピだとすりおろしたり
こまかくみじん切りにして使うことが多いようですが、ここではざっくりとカットして使ってました。
これは家庭料理ならではというわけでもなく、その後訪れたホテルのレストランでも同様でした。
嗚呼カレーリーフ。台所の片隅には無造作にカレーリーフの束が「生けて」あります。
ここからばっさばっさとむしり取ってガンガン鍋に投入するわけです。
火を通す前から、部屋中はむせかえるようなカレーリーフの香り。贅沢やなあ。
この日のメイン「魚カレー」。
タマリンドではなくコカムの酸味と、チリ&メティの香りが立った非常にキレの良い仕上がりのグレーヴィが
ほっくりとしたインディアンサーモンの身に絡みます。トマトもココナツミルクも使わないシンプルなレシピですが
ゴハンがいくらあっても足らない絶品でした。
ちなみにスパイスはわりと多種類入ってますが、その中にクミンは入ってませんでした。
ノンベジのカレーでクミンの入らないレシピは、コレに限らずその後もちょこちょこ出会いました。
ちょっと意外な感じです。
これは今回初めての出会った料理、ケララシチューです。
いろいろな野菜を少量の水で蒸し煮してココナツミルクで仕上げるシンプルレシピ。
(なんかこのブログのどっかで見たようなレシピだなw)
辛味のスパイスはほとんど入らず、まさにクリームシチュー的味わいですが
カルダモンやシナモンの香りがいかにもインド的。
バミセリと呼ばれる極細のパスタを使ったパヤッサムの一種です。
正直、インドのスイーツだけは苦手だったんですが、こちらのお宅のスイーツは
どれも絶品でした。そのあたりはまた次回以降をお楽しみに。



