7/8 公式戦観戦記(節目の観戦1,000試合目) | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

昨日は土曜ナイターが東京ドームへ。
【巨人 対 横浜DeNA】の一戦を観戦してきました!
 

この3連戦は「オールドサマーシリーズ」と題して、後楽園球場時代の様々な演出を再現する企画が行われていました。
ということで、私も実家から引っ張り出してきていた懐かしのメガホンとタオル、
 
そして応援フラッグを持参しての参戦です。
我が家は祖父母の時代からの80年来の巨人ファン一家なので、こういうときナチュラルに実家から”当時の品”が発掘できるので助かります(笑)
 
また、タイトルにも書いた通りですが、個人的にこの試合が巨人戦現地観戦通算1,000試合目の節目でした。
せっかくの節目なので、是非とも勝利で飾って欲しい一戦です。
 
先発は菅野投手。
今季ここまで1勝2敗、本拠地での今季初勝利をかけてのマウンドでした。
 
ちなみに写真を見て貰えばわかる通り、スコアボードも後楽園球場仕様。
両チームのスタメンの両脇の「パイオニア」の電光看板の再現度が素晴らしいですね。これだけでワクワクします。
 
あとは、せっかくなのでBSO表示もSBOに戻して欲しかったのですが、NPB全体で変更した事項なので勝手には変えられないんでしょうね。
 
昨日の菅野投手は、初回から気迫のピッチングを披露。
 
一方の打線も、2、3、5回に2点ずつを挙げて6-0と一方的な展開へ。
吉村、中畑、原、篠塚、岡崎、山倉、クロマティ…という80年代の復刻応援歌に乗って次々ヒットが飛び出す、応援していて最高に気持ちの良い試合運びになりました。
 
それにしても、80年代のジャイアンツの応援歌は本当に良いですね。
ファンの方なら常識かとは思いますが、80年代、90年代のジャイアンツの応援歌は当時の東京読売巨人軍応援団(通称:赤組)の応援団長だった渡辺正典さんが作ってました。
 
渡辺正典さんはプロの音楽家・トランペッターであったため、この時代の応援歌はどれもポップでキャッチー。
メロディも歌詞も今と違ってシンプルで、初めて球場に行ったその日から応援に参加できる雰囲気がありました。
 
(YouTubeにあった、渡辺正典さんがバンド演奏をバックに吹く原辰徳のテーマ。最高のアレンジです。)
ノリやすいメロディはきっと、いまの選手たちのプレーにも勢いを与えたことでしょう。
だからこその、この一方的な試合展開になったんでしょうね。
 
楽しい試合展開と応援に、ついつい酒とメシもすすみます。
 
700円のレモンサワーと、880円の焼肉丼。
 
思えば、お金がなかった小中学生の頃は、いつ行っても安いエビバーガーセットばっかりを食べていました。
作り置きでベチャっとしちゃっているエビカツのハンバーガーと、冷凍のチキンナゲットと、メロンソーダのセットで500円。
外野自由席のチケットが小人600円で、合計1,100円をお小遣いから頑張って捻出してはドームに通っていました。

あの頃が懐かしいです。

 
6回には、ドラ1ルーキである浅野翔吾選手がプロ初出場。
 
復刻の「闘魂マーチ」に乗せてファンの応援にも熱が帯びますが、残念ながら初打席は空振り三振に終わりました。
結果はともかくとして、きちんとバットを振り切っていたのは良い事ですね。
 
7回からは、その浅野選手がライトの守備に。
ライトスタンドからは万雷の拍手がわきます。
 
直後、ライトに飛んできた宮崎の打球を追いかけて思いっきり転倒。
試合後のインタビューでは「芝生に足を取られた」とのことでしたが、デビュー戦で負傷退場にならなくて本当に良かったです。
 
8回、一緒に観戦していた友人が東京ドームアイスを差し入れてくれました。
このアイスも子供の頃、親とかと一緒に観戦に行く時はいつも食べていました。
20数年の時を経て、ずいぶんサイズダウンしたなぁ。
 
試合も終盤となった8回ウラ、この日の最後の攻撃でふたたび浅野選手の打席に。
 
この打席も結果は三振でしたが、3つのストライクはすべてバット振り抜きました。
2打数2三振に外野での珍プレーも付いて、浅野選手にとっては”ほろ苦”のデビュー戦となったかもしれません。
 
でも、それでもいいんです。
長嶋選手は4打席4三振デビューなんですから。ここからです。
 
ということで、試合はそのまま6-0でシャットアウト勝利。
ヒーローはもちろん、今季の本拠地初勝利を挙げた菅野投手。
まだ7月も上旬、まだまだペナントレース巻き返しのチャンスは沢山あるはずです。その時にこのベテランの味は不可欠ですから、ここからの完全復活を期待したいですね。
 
ベテランエースの復調に、復刻応援歌を使っての楽しい応援、そして、ドラ1ルーキーのデビュー。
個人的な節目の1,000試合目は、最高のゲームとなりました!