7/23 東京オリンピック開幕 | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

いくつかの競技ではすでに数日前から予選が始まっていましたが、ついに東京オリンピックが始まりました。
 
以前の記事にも書かせてもらいましたが、我が家では4競技分のチケットを確保してこの日が来るのを心待ちにしていました。
それが、急転直下の無観客開催。
 
なんでしょう、この眼で生で見られると思っていたからこそ、喪失感のようなものはかなり大きいものがありました。
たぶん、これがどこか遠い国で起きていることなら、こんな気持ちを抱くことはなくて、最初っから全力で無観客のオリンピックを心待ちにできたと思うわけです。
 
ということで、地元開催だからこそ、チケットを取っていたからこその複雑な感情を持ちながら開会式を見ていたわけですが、
 

もう、このシーンを見られただけで、心にかかった靄のようなものが消えてしまいました。
 
なんでしょう、この豪華で華やかな並びは。
ONというプロ野球史上最高のコンビに、ミスターとゴジラというプロ野球最高の師弟。
 
アンチの人からお叱りを受けるかもしれませんが、
やっぱりというかなんというか、
だから結局のところ、野球は巨人なんだとも実感できました。
 
無観客ゆえ、コロナ禍ゆえに華美なもの、余計なものが排除されて簡素化された開会式。
競技場全体が薄暗い中で、3人の偉大なスーパースターの姿だけが眩く照らし出されています。
個人的には、幻想的というか、もはや神聖さすら感じてしまいました。
 
コロナ禍で良かったなんて決して思いませんが、こんな時だからこそ見られた一生ものの光景かもしれません。
 
聖火を見つめる長嶋監督の少年のような目。こちらまで嬉しくなってしまいます。
 
ONのお二人は前回の東京大会でも開会式をスタンドから観ていましたし、長嶋監督の奥様は前回の東京大会のコンパニオンであり、出会いもこの大会だったことはあまりにも有名です。
 
そして、記憶に新しい2004年のアテネ大会。
直前に病に倒れ、本戦でドリームチームの指揮を執ることが出来なかった無念。
 
そんな長嶋さんだからこそ、今回の東京大会に対して特別な想いを持っていたはず。
 
もし、昨年の夏に東京大会が強行開催されていたら、当時入院されていた長嶋監督は聖火リレーに参加することが出来ませんでした。
これもまた、長嶋信者である私にとっては1年延期の”怪我の功名”です。
 
一夜明けて、私個人としてはまだ昨夜の興奮がさめやらない状況ですが、早くもいろいろな競技が始まりました。
 
改めて、今大会のゴタゴタは全て、オリンピックのせいでもオリンピアンのせいでも何でもありません。
長嶋監督はことあるごとに「オリンピックには特別な力がある」と話されています。
 
日本代表選手のみなさんを、純粋に前向きな気持ちで応援します!