12/17 ジャイアンツOB探訪記 | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

 

昨日は仕事終わりに埼玉県の入間市まで。
東京の東部に住み、西武線沿線には「西武球場前」以外にとことん縁なく生きてきた人間にとっては、まったくもって未開の地です。
 
閑散とした駅前ロータリーに、私がずっと前から伺いたいと思っていたジャイアンツOBの方のお店があるんです。
今回たまたま仕事で飯能駅(入間市駅の3つ先)まで行くこととなったので、念願かなって訪問することができました。
 
時刻は午後5時前。
この時点で全くと言っていいほど人気のない入間市駅前ロータリーに、ぽつんと照らされた看板。
でかでかと書かれた「巨人軍OBの店」の看板が誇らしげです。
 
ところで、看板には「←入口」と書かれているのですが、入口らしきものがまったく見当たりません。
しばらく周囲を捜索しても見当たらず、「まさかここでは」と雑居ビルの裏手に回ってみると…
 
…!!
このまさかの場所に作られたお店を発見しました。笑
 
ここが、私が数年来行きたいと思っていた「おでん野球」さんです!
 
そして、店内には所狭しとジャイアンツ関連のグッズや写真が飾られていました。
ファンからするとお宝ばかりです。
 
 
 
 
お宝グッズの数々が何の手入れもされずに飾られているのが、逆に味があって良いですね。
 
そして、「おでん野球」という店名にもかかわらず、お店のウリは「七輪焼き」。
こんなところも、元野球選手の店といった豪快さを感じてたまりません。
 
店内の片隅に貼ってあった新聞のコピー。
 
1970年から3シーズンの間ジャイアンツに在籍したご主人。
3シーズンのうち、1軍戦に出場したのはわずかに3試合。すべて代打で3打数ノーヒットの2三振1併殺。
最後の3打席目に対戦したのが阪神の江夏さんだったそう。
「この阪神戦ね、相手は江夏。江夏から三振しちゃってさ、それで俺のプロ野球人生はおしまい(笑)」
 
そんな話を豪快に笑いながら話してくれた、こちらが店主の内田圭一さん。
他のお客さんが途中で帰ってからは、ジャイアンツの思い出話はもちろんのこと、ジャイアンツ移籍前に所属されていた東京オリオンズの話まで、2時間以上に渡ってサシで話を聞かせてくれました。
 
帰り際には「俺はサインするような人間じゃないんだけどなぁ」と言いながらも、しっかりとサインを書いてくださった内田さん。
まだまだ伺いたい話が沢山あるので、時間を見て再訪したいと思います。
 
内田さん、ありがとうございました!