なんども行きました!
楽しいです。
残念ながら今回はミュージカルではありませんが、朗読劇を見てきました。
昨年お亡くなりになった市原悦子さんの追悼朗読会。
朗読と市原さんを忍ぶ二部作品となっていました。
綺麗事でなく、昔話は残酷な部分もたくさんある。それを私たちは理解をして、前を向いて行きていかなくちゃねみたいな話が市原さんの本に綴ってあったと司会の方が言われていたのが印象的。
市原さんのことばの宝物 読んでみたいと思いました。
⭐︎ことばの宝物 ←本の紹介がされています。
かちかち山も上映してくれたのですが、タネキがおばあさんを殴り殺してしまい、ウサギが仇を取るという話にビックリしました。こんな話だったっけと。タネキ殺しちゃうんだ…(調べたら元ストーリーはタヌキが亡くなったおばあさんに化けて、おばあさんを鍋でにておじいさんに食べさせたという話だとか、怖すぎる…)
ラストには、おじいさんとウサギがおばあさんの墓参りをしているシーンはかなりシュール。
今だったら倫理に引っかかりそうだなと思いつつ、だから命は大切にしないとならないと子供に問い正しているのだと感じました。
笠地蔵もリーディングされていましたが、こちらは安心して見られる作品
今回の作品ではありませんが、私が印刷に残っている作品を3つ紹介。
干支の話はなんとなく覚えてます。
ネズミのズルさや犬猿の仲の悪さはここから来てるんだなと
耳なし芳一や小学生に上がったばかりの私にも印象に残る作品はたくさんありました。怖い作品多かったかも。
キジもなかずばは、子供心にあまりに残酷すぎて泣けました。
言葉の力大切だなと。
女優の石井めぐみさん(議員さんになられていたんですね)、川上麻衣子さんなど市原さんとゆかりの女優も思い出を語られていました。
場所は渋谷のブリリアンタワー能楽堂。
能が出来る舞台。ステキな空間でした。プログラムとかないのが残念でしたが、私の心の中にいつまでも市原悦子さんの話し声は残っています。
石井めぐみさんのアメブロでも少しふれていますね。
2日目は出演者とゲストが変わるんですね。
一部は美しい日本語の朗読コーナー
日本の朗読の第一人者、市原悦子。そこには、誰よりも彼女の言葉に対する思いがありました。日本語の大切さ、そして、優しく言葉を語っていく素晴らしさ。そんな市原悦子と彼女の想いを偲び、朗読の勉強をしている方たちを公募で募り、オーディションにて選ばれた方に朗読いただきますとのこと。
オーデションに選ばれた朗読された方は、全くの素人さんもいるようですが、舞台で活躍したり声優さんが多く、世の中にはこんな芸達者な方がたくさんいるんだと改めて感じる回でもありました。
残念ながら渋谷で彷徨ってしまったので
最初のお2人のリーディングを聞けなかったのですが、皆さん素晴らしいお話でした。
合間の音楽の本多さんの演奏も素晴らしかった。
⭐︎本多ゆき恵さん
本多さんツイッターで書かれてますね。
26日も開催されたようで、あと2回聞きたかったくらいですが、予算と日程が合わないものです涙
市原悦子さん追悼
関連URL
⭐︎リーディング劇
未公開作品のことばのそもそもも市原さん独特な言葉を操っていてすごく印象に残りました。