第64回 わが君のために粉骨砕身! 勢力内政系 | 三國志14の武将データで統計とってみた まとめブログ

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Twitterに投稿したものに加筆修正したまとめブログです

PK発売後も無印の話題で引っ張るブログ、今回も始まりました。

今回は内政系個性第3弾。

 

「勢力内政系」個性になります。

 

勢力内政とは、地域内政、都市内政に対義した言葉(造語)で、

勢力事単位で行う内政となります。

具体的には、出征、任免、人材、計略、外交、決済が大きなカテゴリー区分で、その下に詳細な分岐となるわけですが、

個性の観点からすると以下のようになります

パッと見では都市内政や地域内政に比べて多いように見えますが、

実のところそうでもなく、結構シンプルです。

 

一番最初の名声は地域内政で取り上げました。向こうの方が個性効果の本筋ですが、捕虜返還に必要な金(要するに身代金)が増えるという副産物があり、ゲーム序盤では結構ありがたいくらいの金額になります

 

人材の捜索および登用についての個性が2つ。

必要帰還を半減してくれる人脈と、捜索登用に優遇補正がかかる眼力です。

捜索はともかく登用は時間とともに状況が変わる可能性が高く、

軍師のGoサインが出ても、使者が到着する前に忠誠度が上がって失敗ということがしばしばあるため、

人脈があるかないかは重要で、特に対象が遠くにいればいるほど(半減による期間短縮が大きくなるので)その恩恵は大きくなります。

(人脈が効果を発揮するのは捜索と登用のみで、外交や策略時にかかる期間は短縮されません)

 

登用に必要なのは政治および魅力なのですが、

人脈を持ち、政治+魅力が最も高いのは、

この人になります。

荀彧は程昱を曹操に推挙し、その後芋づる式に曹操軍のシンクタンクが形成されたいきさつもあってか、眼力も併せ持つ人材登用の鬼です。

(人脈と眼力を併せ持つのは荀彧のみとなります)

 

眼力は人材捜索・登用に有利な補正がかかる個性です。

捜索・登用には有形無形のさまざまなファクターが絡むので、眼力持ちだからとて簡単に成功するとは言えませんが、

それでも成功率が高くなりそうな武将を選択したくなるのは人情というものです。

もっとも軍師の知力が100以上となうると、成功不成功が読めるようにあるため、重要度をあまり感じなくなります。

もちろん、個性が無効とか不要とかいうことではなく、結果成功するのであれば細かいプロセスは気にしないという人間のサガによるものです。

そのへんについて、知力100でありながら眼力をもつ彼はどう思っているのか気になりますね

 

結果に対して優遇という意味では、外交の論客、策略の策士も同様で、こちらも試行前に成功不成功がわかるのようになると少しありがたみが薄れてきます。

 

ただし、人材登用は成功不成功の2択ですが、外交や策略は成功の中でも成果や必要経費に差がありますので、

軍師推薦があっても、その中から個性所有武将に案件を預けたくなるのが人情というものです。

 

そんなわけで、

論客を持つなかで最も政治力が高いのは張紘の95となります。

別段この結果に不満があるわけではありませんが、

三國志での論客の活躍シーンといえば、やっぱりこの方(↓)の死ぬ死ぬ詐欺だと思うんですよね

 

一方策士と言えば、当然のこの人、賈詡さんの代名詞ですね。

固有戦法も「虚誘掩殺」なので、

あの名台詞

「ご心配なさいますな、偽撃転殺の計あらば、虚誘掩殺の計がございます」

を独り言ちたプレイヤーは相当数いると思われます。

まあ、残念なことに戦法「虚誘掩殺」と個性「策士」には関連性はないです。

 

ゲーム的には策士は二虎競食や駆虎呑狼の計に対しての優遇措置となります。

実際にはこの2つの計は荀彧の進言であり、

その結果も今一つ奮わなかったわけですが、荀彧が策士を持っていないのはこれが遠因だと思うんですよね。

 

なお、策士は所有者14人の比較的小さい所帯となりますが、その名にふさわしく、全員が知力80以上で平均は88.9と極めて高い頭脳集団ですが、一方で魅力は59.5であり、眼力や論客武将群とくらべても格段に落ちます。

 

もちろん中には郭嘉のように魅力も高い武将もいるのですが、

(※最も魅力の高い策士武将)

 

魅力が19しかない蜀の出っ歯(失礼)があっさり相殺してしまうという...

 

軍師デバフ系、状態異常増幅系と同様、人を陥れるのが得意な人たちに魅力など無用の長物なのでしょうね

 

親烏、親鮮、親羌、親越、親蛮の5つは埋伏の毒でそれぞれの異民族を召喚できる個性です。

PKほどではありませんが、通常の賊よりも面倒な相手には間違いないので、計略が成功するなら優先的に使用していきたいです。

が、問題は所有武将の知力です。

 

親○武将は全部で49人いるのですが、知力80以上の武将は2人しかいません。

この2人なんですが、二人とも知力80ジャストなんです。

知力80以上とか思わせぶりなこと言ってすいませんでした。

 

ちなみに知力が最も低いのは

孟獲の弟、孟優になります。

もうグラフィックからして計略関係が成功するとは思えないですね。

ちなみに彼は「親蛮」である「南蛮」武将でもあるんですが、これってアイデンティティおかしくないか?と思わなくもないです。

同じく南蛮で親蛮な帯来洞主もいるので、

南蛮ではよくあることなのかもしれません。

(いいえ、そんな武将この2人だけです)

 

ちなみに匈奴に対しては親○カテゴリーがありません。

これは漢民族にとってのガチライバル認定なのでしょうか。

 

最後が智嚢になります。

言葉の意味合いも策士と似たところもありますが、所有武将の能力値平均の方も、ほぼ似たり寄ったりとなっています。

なお策士でかつ智嚢なのは、

この3人となりますが、実に期待通りの「それっぽい」能力値です。

 

智嚢は決済の提案コマンドに頻回に登場するようになる個性ですので、難易度によってはこいつらの提案は諸葛亮も真っ青の成功率100%でビシバシ決まりますし、逆に極級ではコマンド自体が使えないため、完全な死に個性となります。

ですので、智嚢についてのありがたみはそれぞれのプレイヤーによってもことなると思うのですが、

さすがに完全に死に個性になってしまうモードがあるというのはどうかと思います。

所有個性が智嚢だけという武将や智嚢以外はデメリット個性という武将はさすがにいませんが、

智嚢の他に1つしか個性のない彼らには彼らの言い分もあるでしょう。(まあ個性が1つしかない武将自体は珍しくないですけども)

 

なお、智嚢の有無にかかわらず、提案ではそれぞれ自分の能力や個性等に応じた提案内容をしてくるようなのはプレイしていてわかるのですが、厳密には把握できていません。

そのあたり解析した方はいますでしょうか?