陣形の話がまだまだ続きます。
※前もって言っておきますが、
これまでに輪をかけてマニアック、かつゲームプレイに還元性の低いお話となります。
陣形は全部で10種類あり、各武将は最低1つ、最高で5つの陣形を所持することになります。
いまさら何を言っているのか、お思いでしょうが、 ここで考えてほしいのです。
結局陣形の所有の組み合わせがどのくらいあるのか、
ひょっとしたらレアな陣形の組み合わせで所有している武将がいるのではないか、と。
10種の陣形から1~5個の陣形を選抜する組み合わせは、計算すればわかりますが、全部で637通りとなります。
ゲーム内でこの637通りが網羅されているか、というとそうではありません。
そもそも以前にも述べたように、通常陣形だけを5つ持つ武将はいませんので、これだけで21通りが該当武将なしとなりますし、他にももっと欠番の組み合わせがあります。
では実際に、どんな組み合わせが多いのか少ないのか、合計の所有陣形数順に見ていきましょう
まずシンプルに所有陣形が1つしかない場合を示します。
これは当然10通りとなります。
所数陣形が1つだけの武将は全武将の45%を占めるので、さすがに抜けはありませんが、
その武将数は結構バラバラで、方円の単独持ちは92人もいるのに、錐行の単独は6人しかいません。
(まあ、陣形の単独所有は戦場に出るとき陣形の選択の余地がないことを示すため、錐行単独よりも方円単独の方が使い道という意味でありがたいわけですが)
では、陣形が2つになった場合はどうなるでしょう。
実際の武将数の分布を表で示します。
陣形が2つの時の組み合わせは45通りとなります。
(馬券などを買われる方ならば、10頭の馬連ボックスが45通りなのでピンとくると思います)
所有陣形を2つ持つ武将は全体の35%で、
各陣形ごとに見ても31.9~47.6%とばらつき少なく収まっていますが、分布に偏りがあるため、4種の該当なしが存在しています。
1つは鋒矢と井闌の組み合わせ。
後の3つが錐行と兵器陣形の組み合わせとなります。
これって偶然なのでしょうか?
実は、陣形数が増えても「鋒矢と井闌を併せ持つ」武将はいませんし「錐行+兵器陣形だけ」という武将もいません。
もちろん、その理由について現段階で論理的に説明することはできませんが、
とりあえずレアであることは確かなので、
「新武将作ったけど、なんか個性が欲しいなー」と思った方は、こういう陣形所有にしてみるのも一考かもしれません。
さて。お示しした表に何人かオンリーワンの武将がいるのでご紹介します。
魚鱗+井闌
魚鱗+投石
鋒矢+投石
方円+錐行
鶴翼+錐行
兵器陣形との組み合わせではなく、通常陣形同士の組み合わせは欠番がありませんので、
たった1人の方円+錐行、鶴翼+錐行はレア感が高いですね。
(偶然、ともに女性武将でした)