結婚、妊娠、出産、育児編  1
















今の夫とお付き合いをはじめて3年が経ち、結婚が決まった当時。





私の中で『結婚』は、いつかするもの、それが当たり前のようにいつからか思っていて。





だけれど、『妊娠』は…、もしかしたら出来ない身体かもしれない、ふと、そう小さな不安のようなものが漠然と頭を過ぎった。





『自分の身体のことを知りたい』
それまで無頓着で検診等を受けたこともなく、だけれど母親が癌を患っていたこともあり、まず初めに、『子宮頸がん健診を受けてみよう』そう決めた私は、産婦人科を受診したのだ。





初めてのソコは、どんな事をするのかも、私がそこに居てよいのかも、何だか場違いな気がして、ソワソワしながら順番を待った。





「日向さん」
名前を呼ばれて診察室に入ると、不思議な形をした大きな椅子があり、そこに下着を脱いで座るように指示を受けた。





椅子が上がり初めると、足がひらく仕組みになっていて、その椅子に座る私と先生の間にはカーテンがしかれ、
「機械が入りますので力を抜いてくださいね。」
そう声がした後、冷たい機械が痛みとともに入ってきた。




その違和感のある痛みに椅子の肘掛けを握る手と目にギュッと力が入った。
「力抜いてくださいねー。ちょっとガリッとしますよ。」
細胞をとるためかその動作がとても…、痛く感じてますます身体に力が入った。





初めての検査は、少し怖くて、『痛み』の記憶が残ったけれど、女性である自分の身体を、大切に出来た気がして少し嬉しかった。




結果『異常なし』で安堵したことを覚えている。






続く

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こんにちは^^
日向(ひなた)あおいです。




突然はじまった、
『向日葵の育て方 1/結婚、妊娠、出産、育児編』ご覧くださりありがとうございます!





私がカウンセラーを目指したきっかけが、出産後、夫との仲がどんどん悪くなり、もう、自分一人ではどうにも出来ない状態になったことでした。




その中で感じた色々なことを書いてみたい!ずっとそう思いながら自分の中でブレーキがかかって中々書けずに過ごしてきました。





だけど、今、書きたい!そう思えたのでこれからポツポツ、書いて行こうと思います。





お付き合い頂けたら嬉しいです✨









カウンセラー日向あおい