こどもの頃お母さんは
話を聴いてくれなくて
家にいてくれなくて
ご飯を作ってくれなくて
お掃除が苦手で
おばあちゃんの悪口を言って
お父さんは寂しそうで
お兄ちゃんのことは面倒くさく思っていて
弟のことは大事にしていて




だから
一人で考えようって
側にいてもらえないのは愛されてないからだって
冷凍食品もスーパーの冷めた揚げ物がキライで
ホコリで鼻が出るからずっとルルを飲んで
お母さんがいない夜や休みの日、悪口を言ってるおばあちゃんに面倒をみてもらって
お父さんはお母さんの気を引こうとわざとお酒をのんで車を運転しようとしてて
お兄ちゃんはさっさと家を出て
弟は家族皆に優しくかった






お母さんは
話を聴いてくれて味方をしてくれて
娘達の面倒をみてくれて、ちょこちょこ自宅に柏餅なんかを持ってきてくれて
実家は片付くようになって
おばあちゃんが亡くなるまで面倒をみて
お父さんは変わらずお母さんが好きで
お兄ちゃんはたまに実家に帰ってきて娘達を可愛がってくれて
弟は変わらず優しい





今私は母親になって思う。
子供の頃、お母さんは、ただ自分のことでいっぱいいっぱいだっただけかもしれない
4人子供がいて1人1人をみる余裕がなかったのかもしれない
同居してて家に居るのが窮屈だったのかもしれない
ただそれだけだったかもしれない
お母さんに自分の気持ちを伝えたりもしたけれど、ただただ、母のタイミングが、母の都合がそうだったのかもしれない





今は子供達も皆家を出て
おばあちゃんも亡くなって
話を聴く余裕が出来て
家に孫を招く余裕が出来て
季節ごとに何かを子供達と孫達に食べさせたいと思って
お掃除をする時間が出来て
お父さんと2人の時間が出来て
お兄ちゃんの良いところをみる余裕が出来て
弟は変わらず可愛がっている。





母に愛されている
大切にされていると思えたから





もう色んなことに『愛されない』からとブレーキをかけるのはやめて






私がしたいように







生きていけると良いな