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考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~

自称、考古学者見習いのUMAが
メソアメリカ考古学者を目指す!?
そんなUMAの日々の奮闘を綴ります。

こんにちは!忙しい日々が続き、久々の更新になりました。

いつのまにか梅雨に入りましたね雨




今日は滋賀県近江八幡市まで行ってきました。







photo:13



「ひそむ形 とけ出る色 -滋賀のアール・ブリュットたち-」


期間:2012年4月28日(土)~7月22日(日)


場所:近江八幡市立かわらミュージアム     9:00~17:00


    ボーダレス・アートミュージアムNO-MA  11:00~17:00






今回の展覧会は、かわらミュージアムとNO-MAの2カ所で行われています。


かわらミュージアムには陶器や焼き物、オブジェなどの立体的な作品、


NO-MAには絵画のような平面的な作品をメインにそれぞれ展示されています。




両博物館は歩いて15分程度の距離にあるので町の景色を楽しみながら


お散歩気分で近江八幡の町を散策してきましたニコニコ




まずはかわらミュージアムから・・・


考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~





こちら外観です。八幡堀りというお堀に囲まれていて


船に乗って周遊できるようになっています。




考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~




橋から眺める八幡堀り。




かわらミュージアムでは、名前のとおり「かわら」の常設展示があります。


瓦の種類や瓦の作り方、瓦からみる町の歴史などなど…


実物の瓦の展示がたくさんあるので見応え抜群です!


特に数々の鬼瓦の展示はなかなか興味深いものでした目




鬼瓦といえば!あのイカツ~イ般若みたいな鬼の顔!


なぜあんな怖い顔を屋根につけてたかというと


もともとは魔除けや厄除けのためだったんですよね。




でも、最近は鬼の顔ばかりでもないんだって。


たとえば、大黒さんの鬼瓦!


これは商売繁盛祈願で作られたもの。




桃の鬼瓦!


これは子孫繁栄祈願で作られたもの。




菊の鬼瓦!


これは延命長寿祈願でつくられたもの。


菊に水のデザインが加わることが多いみたい。




ゆの鬼瓦!


ひらがなで「ゆ」って書いてあるの。


祈願ではないですが、銭湯の鬼瓦だったんだって。笑




こんな風に、えらくバリエーション豊かになってきております。


これは「隣の家に鬼の顔向けるなんて申し訳ないっ!」っていう気持ちから


変化していったものなんだって。


これだけ聞いたら、『えっ!そんな理由!?(笑)』みたいになるのも分かるよ。笑


でも、時代背景を交えて考えると納得できるかもひらめき電球




そもそも瓦というものは、「日本書紀」の記述によると、


6世紀頃に朝鮮半島の百済から持ち込まれた「本瓦」が始まりだそうです。


これを機に日本では、ほったて柱&茅葺き屋根から


瓦建築にレベルアップしたわけですねキラキラ




でもその頃の瓦はすごく重くてとっても高価なものでした。


だから一般のお家には全く導入されておらず、


瓦自体も朝鮮から仏教と一緒にやってきてたから


大きなお寺とかね、そういうところでのみ使用されてたの。




そして今から約300年前頃、ちょうど江戸時代頃から


「桟瓦(さんがわら)葺き」という「本瓦」よりも安くて軽い瓦が発明されました!


ここで初めて一般民衆に瓦が普及しました~合格




はい、ここ!!


瓦事情、変化の瞬間です!




それまではお寺に使われてるのが主だったから、イカツい鬼瓦で


魔除けなり厄除けなりの用途でつかわれてきましたが、


江戸の民衆のお家となると、隣家との距離は近いし屋根も低いしで


鬼瓦がゴッツくてイカツいと悪目立ちしてしまったみたいなんだよね。


そこで出てきたのがあの理由だったわけなのです。




厄を祓うことより、福を呼ぶことに焦点をあてるようになっていったんですねキラキラ




どうでしょう?納得できましたか?目


鬼瓦をみることで、当時の人々の考えを垣間見た気がしました。






さてさて、館内見学も終わり、お昼の時間。


近江といえば近江牛ビックリマーク


ミュージアムカフェで近江牛カレーをいただきました。




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おいしい!カレーライス大好きなんです、私。


実は昨日のお昼ご飯もカレーライスでした。


お皿上部に載ってる赤いやつ、これは福神漬けではありません。


なんとこれ、赤いこんにゃく。近江名物らしいです。


味は・・・ほとんどありませんでした。笑


しかし残念だったのは、この固形物たち。


このうち近江牛は1つだけでした。


おふでかさましなんてずるいよ・・・しょぼん






食後は博物館の中庭をお散歩しました。


博物館の屋根には、かわいらしい細工がたくさんなのです!


ここで写真とともに一部を紹介しますキラキラ






考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~



まずはこちら、鬼瓦です。


どちらかというとポップなほう。




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考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~




はなさかじいさん と はなさかばあさん

門の正面と裏で対になっています。





考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~



おひな様 と おだいり様







考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~




かぐや姫 と おじいさん





考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~





中庭の床には瓦でかたどられた鯉の姿もみえます。








では続きまして、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAへ。






考古学少女UMA ~メソアメリカ考古学者への道~




古い町屋を改装して造られたNO-MAは


まるでお家にお邪魔しているみたいなアットホーム感に溢れています。


居心地合格




さて、この展覧会のテーマであるアール・ブリュットとは?




アール・ブリュットはもともとフランス語で、


日本語に訳すと「生の芸術」という意味になります。


専門的な美術教育を受けていない人が、型にとらわれずに


衝動の赴くままに自由に表現した作品のことだそうです。


精神病患者や障害者の方が制作した場合が多いことが特徴です。




滋賀県では、障碍者の方々や福祉施設での芸術造形活動の支援に


献身的に取り組んでいる歴史があります。


中でもボーダレス・アートミュージアムNO-MAでは、


障害のある方たちの芸術作品と一般のアートを区分なく展示することで


「表現をすることの普天的な力」というものを世に向けて発信しています。






今回の展覧会で感じたのは、アール・ブリュットの持つ独特の強烈なパワー。


言葉で表現するのは難しいのですが、作者の全身全霊が作品に詰まっていて


絵画にしても、陶器にしても、焼き物にしても…なんともいえないパワーを感じるのです。


4月に草間彌生の「永遠の永遠の永遠」という展覧会に行ってきた時も感じたことですが


彼女もいわゆる精神病患者である一方で創作活動を続けているアーティストのひとりです。


私の場合ですが、彼女の作品を見ていて、中盤くらいになってくると、見るのがしんどくなってくるんです。


ひとつひとつの作品に対する作者の気持ちが強すぎて、受け止めきれなくなるんですね。


好き嫌いは分かれるかと思いますが、私は決して嫌いではありません。




アール・ブリュットを知る方はまだまだ少ないと思います。


私も今回初めて知りましたし。


アール・ブリュットは今まで知らなかった芸術の一面を私に教えてくれました。


皆さんも、興味が湧いたらぜひご覧になってみてくださいね。


こればかりは、百聞は一見に如かず、写真や画像よりもホンモノに限ります!








<オマケ>




八幡山城跡 北の丸址からの景色



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八幡山の山頂には城跡が残っていて、


ふもとからロープーウェーで登れるようになっています。


私は高所恐怖症なので、ロープーウェーは全く乗り気ではなかったのですが


城がある、と聞いては登らずにはいられず、


迷惑承知で友人にしがみつきながらロープーウェーに乗りました。




北の丸址と西の丸址が展望台になっていて、


それぞれ琵琶湖が見渡せるようになっていました。


写真は北の丸址から見た琵琶湖と水郷が見えます。


山の上というだけあって、風が心地よかったです。


往復のロープーウェーでは生きた心地は微塵もしませんでしたが。