乳がん手術までの日々 ⑤ どちらを選んでも正解と言われ | 乳がん治療 やさしい月明かりと

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私なりの乳ガン治療記録です。誰かの参考になれれば幸いです。

告知を受けたころ
夜空に浮かぶ三日月が
とても優しい明りだったのが印象的でした
ガンとの人生が始まった頃のこと

■    2者選択 化学療法が先か手術が先か

 

 

病院を転院したてから2回目、

骨シンチの結果は転移無し、ステージⅣの可能性は無くなりました。

右下側の新しく発見された影の針生検の結果は、悪性では無いとのこと。コラーゲンの塊りということで、右乳房は上側の部分摘出で済むことに。

 

今後の治療として、化学療法を先にするか、手術を先にするか、という選択があると。

それぞれのメリット・デメリットの説明を受け、

医師は「あなたの場合、どちらを選んでも正解」と言われました。

1㎜でも生存確率を伸ばしたいなら化学療法が先だけど…と。

その「1㎜でも」の医師の言い方が、

めちゃめちゃちょっとのこだわりって感じの言い方だったので

思わず笑ってしまいました。

 

そんなポッチの違いだったら別にいいかな、と。

 

説明を聞いて、ほとんど気持ちは

先に手術の希望に傾きましたが

結論は次回出すということで、その日は、終わり。

 

右胸にガンがあると知ってから、

ずーーーとそこを気にしているせいか

この頃は、時々シクシクとした痛むようになっていました。

 

ホントは痛みは無いのかもしれないけど、

気にしているので痛く感じるのか、自分でもわからなくなっていました。

増殖率高めなので発見当時からすでに3倍の大きさ…

などと考えると、やはり早いうちに切り取ってもらいたい!

 

でも、もし手術の予定が入れられるのが数カ月先になるようなら

化学療法を先に初めてもいいのかも。

 

いろんなことを考えながら

次の通院日を待ちました。

 

そしたら、前日にまさかの予約キャンセルの電話が!

 

つづく