乳がん手術までの日々 ④ 勉強した本と骨シンチ | 乳がん治療 やさしい月明かりと

乳がん治療 やさしい月明かりと

私なりの乳ガン治療記録です。誰かの参考になれれば幸いです。

告知を受けたころ
夜空に浮かぶ三日月が
とても優しい明りだったのが印象的でした
ガンとの人生が始まった頃のこと

■ 勉強した本と骨シンチ

 

次から次へと判断を迫られる乳がん治療。

自分の乳がんについてもっと知らなくてはいけません。

 

地域の図書館で「乳がん」で検索して片っ端から読みました。

お金をかけない主義なんで図書館利用です。

 

体験記などもいろいろ読みましたが、時代によって違いがあるようです。

抗がん剤の副作用や、乳房再生、保険の対応など、どんどん新しくなっているので、

古い情報のままの知識だと間違った判断をしてしまうことになります。

体験記もいつの頃の話しなのか要チェックです。

 

お勧めはこちら。

日本乳癌学会から出されている「患者さんのための乳がん資料ガイドライン 2023年版」

 

結構なボリュームの本ですが、乳ガンはサブタイプ別や閉経前後で治療法など違うので、

全部が全部、自分に該当している内容ではありません。←全部読まなくてもいいw

 

この本で骨への転移を調べる「骨シンチ」について記載がありました。

ステージが初期の場合、高額な「骨シンチ」を必ずしも推奨しないとのこと。

 

しかし、やはり・・・

骨への転移があるかどうか、気になるものです。

ステージⅠでも、骨転移がみつかればいきなりステージⅣになるわけですから。

2万円弱の検査費をどう考えるか。

私の医師は、あくまでも本人のご希望でいいです、と言われました。

私は希望して検査を受けることにしました。

 

お金をかけない主義なので、今思えば、「骨シンチ」は手術をうける月と同じ月にしていれば、手術だけで上限になるから高額医療控除の対象になったかも。

などと考えてしまいましたが、そうタイミングよく行かないですよね。

 

「骨シンチ」の結果、骨への転移は発見されなかったとのこと。

めっちゃ、ホッとしました。

このホッとした気持ちは2万円以上の価値があったと思います。