205億円GETじゃーーーっ! | 必勝!岡井塾ブログ

必勝!岡井塾ブログ

塾長・岡井が異色のキャリアを通じて磨き抜いた眼力をフル活用し、週末のメイン重賞で“買うべき馬”を徹底ジャッジする「必勝!岡井塾!」の見どころや元専門紙記者・小笠原が週末のレース結果速報などお届けし、あなたの競馬ライフを完全サポートします!

と、このどえらい数字を叩き出したのは、残念ながら俺がGETした的中馬券の払戻金ではなく(笑)、今週の月曜から2日間、北海道の千歳で行われた日本最大の競走馬セリであるセレクトセールの総売り上げ額な。

この205億1600万円という数字は、昨年の179億を大幅に更新する新記録だという。これだけ売り上げるセリも凄いが、買えるオーナー様方も凄いのう。。。

俺も、現地へ2年ぶりに行って来たので、本日ブログでは俺なりに印象深かった馬や現地で出会った関係者はもちろん、北海道出張では恒例のグルメも交えた(笑)レポートじゃ。

今年のセレクトセールでは、例年爆買いで名を馳せる冠名アドマイヤ、サトノ、ダノンを筆頭にシャドウ、ミッキー、金子氏、小笹氏らによる億超え馬の購入、そこへ新たにABCマートやラウンドワンのオーナーなどなどが加わったその大盛況振りはメディアで報道されている通り。

 



会場には、高級車や高級ブランドのテナントも出展しているのだが、しっかし皆さん半端ないお金持ちやな~(苦笑)。

お!この車に試乗しているのは隼人やないかい!(笑)



俺も1歳セリが凄くなるのはある程度想定していたのだが、それでも239頭の上場で落札率92.9%は驚異的な数字だし、結果を見てまず驚いたのは当歳部門な。



まだ幼い馬体からは、将来的な成長度合いが読み辛く、以前は敬遠されがちなセリだったし俺自身も当歳から馬を持っている経験上、購入するリスクはデカいと思っているのだが、何と落札率は89.8%!1頭の平均価格は5043万2990円まで上ったという。

これでも1歳時に買うよりは意中の馬が安く買えるという事なのだろうが。。。
う~む、、、当歳で5000万はあまりに高すぎるやないかい!!

しかし、毎年セリに参加すると億超え馬に限らず、既に競馬はここから始まっているとつくづく実感するのう。結果的には、億の馬ばかりが走る訳でも無ければ、安い馬が億の馬に勝ってしまうのも競馬じゃ。

そもそも億の予算など組めないオーナー様もたくさんいる訳だが、単に良い馬を選べば多数のオーナーに競りかけられ、希望の予算では買えないだろうし、如何に安く良質な馬を落とせるかが勝負の分かれ目。

まさにここから競馬の争いは始まっとるわい。

良質な馬を出来る限り安くGETするためには、2流だろうが3流血統でも走れる馬体を見抜ける相馬が大前提だが、ディープインパクトやキングカメハメハ産駒、母馬や兄弟が重賞を勝っている血統は値が高騰する馬で無条件に省かなくてはならないし、ある程度の予算を持つオーナー様方の好きなタイプを把握して意中の馬が被らないようにする事も重要やのう。

なんかキャバクラ店内での行動みてぇだけどな(笑)

冗談はさておき、そのような事前調べを駆使して、オーナー様と共に挑んだ1頭目は70番ブラックタイド産駒の牝馬。



牝馬にしては骨量抱負でトモのボリュームもあり、それでいて関節と筋肉の柔らかさも兼ね備え、少し上に大きかったけど全体バランスや繋ぎの角度も抜群で、気の強そうなが勝表情も気に入った要因だったのだが、こちらは最後まで競っていた他の2組が引きそうになく3000万円の時点で断念じゃ。

ブラックタイド産駒ならと淡い期待を持っていたのだが、目立つ好馬体だったし少し考えが甘かったわい。

ここで暫く、次の狙い馬まで時間が空くので交流あるジョッキーとの談笑や関係者へのご挨拶、そして束の間のビュッフェタイムへ。

まず遭遇したのは美浦の若手・石川裕紀人とタレントの松中みなみちゃん。



ポーズを決めて二人ともプリチーやのう(笑)

続いては、栗東の若手ホープで松山弘平。



オーナー様へ、乗り馬の2歳に幅が出ましたよ!の図(笑)

続いては、俺のブログ、ツイッターで出演率ナンバー1(笑)の(吉田)隼人!



続いては、競馬ファンお馴染みの名手だが、俺に馬券を当てさせない騎手ナンバー1(笑)の(戸崎)圭太!



続いては、俺の同級生のガキ(笑)



全くの未経験だが、どうしても競馬の仕事がしたいと学校を途中で辞めてまでこの世界に飛び込んだ。まだキャリア3ヶ月で馬に蹴られ、肋骨が折れるという厳しい洗礼を浴びたが仕事は楽しくて仕方無いという。1流のホースマン目指して頑張って欲しいわい。

その他にも(三浦)皇成や元ジョッキーの勝己さん(アンカツ)、調教師では栗東の矢作先生、吉村先生、今野先生、美浦の栗田徹先生、ボクシング元世界チャンピオンの亀田氏など、挙げればキリが無いがあらゆる関係者と競馬やセリ馬の話に花を咲かせ、ご挨拶を済ませてビュッフェタイムへ。



ビュッフェの中には、北海道ならではのカニや白老牛の炭火焼きもあるが、屋台好きの俺にとっておススメは海鮮焼きソバと豚汁やのう。

 




さぁ!ここからは再びセリに挑む時間じゃ!



1頭目に挑んだ227番のラブリーデイ産駒は、男馬だった事もあるのだろうが、アッ!ちゅう間に5000万円まで跳ね上がり秒殺(苦笑)高すぎるのう。。。

ここまで2戦0敗と苦戦する中、最後に挑んだのが228番ハーツクライ産駒の牝馬!

ハーツクライ産駒らしく胴はゆったり長めで、馬体を見ても成長力が見込め、表情には品があり膝下の長さや関節の付き方、繋ぎの角度、爪の形を見ても理想的で入厩後のハードな調教にもケガ無く耐えられるタイプ。

唯一の心配は人気のハーツ産駒だけに予算オーバーだけだったのだが。。。



見事!3200万円で落札じゃーーーっ!!
ようやく最後にオーナー様のご希望に添える馬とのご縁があって本当に良かったわい!

セリ馬の印象としては、ディープ、キンカメに次いで、ダイワメジャー、そしてドゥラメンテ産駒の人気が目に付いた。そして例年通りだろうが、日高の馬と比較してノーザンファーム生産の馬たちは父の種付け料が安かろうが関係無くほぼ値は高かったのう。。。

来週の火曜からは、日高のセレクションセールに参戦じゃ!

それでは最後に!
現地で遭遇した俺の中で最大のBIGゲスト!



ダルヴィッシュのパパじゃ!
まさかセレクト会場でお会い出来るとは。。。驚いたわい!

 

 

 

★「競馬サロン」リニューアルOPEN!★

※代表・岡井を筆頭に、精鋭予想陣の買い目を無料公開中!

 

▼岡井の渾身予想は以下バナーをタップ