賛否両論のメリージェーンボサノヴァアレンジに思う事 | 【水戸っぽBlog】

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水戸っぽとは、水戸の三ぽい、【理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい】または、【理屈っぽい、怒りっぽい、飽きっぽい】から来ています。その他、水戸生まれの水戸育ちの人間を【水戸っぽ】ともいいます。水戸っぽ深川隆成の日々の気持ちを綴っています。

JAZZは、どんな曲でも取り込んでアレンジすればJAZZであり、原曲とは別物だと思っています。


逆に別物になったモノに対して、これは違う!と拒絶反応があったりする賛否両論というのは、してやったりの気もします。


ビートルズが世界を席巻した時に、ルイ・アームストロングはじめJAZZの人達はビートルズのJAZZアレンジをしてまた違った感じの曲で歌いました。

セルジオ・メンデスがボサノヴァアレンジしたDay Tripper は、本家を超えた音楽性を誇る傑作だとも思います。


私のYouTubeチャンネルで、一番ヒットしているのが、1年前に亀有イタリアンレストランJAZZ 38で歌った時のメリー・ジェーンの動画です。


メリー・ジェーンをJAZZヴォーカルライブで歌うにあたって、私はバラードでなく、ボサノヴァアレンジで歌っています。



600近い視聴で、いいね5、その反対が 3。

賛否両論の様です。




この歌には、前ノリのボサノヴァは似合わないとのコメントもありました。


メリー・ジェーンの日本語歌詞からすると、ボサノヴァの方もよく似合うと私は思います。


逆にメリー・ジェーンをJAZZバンドで歌う時に初めての方とやる時に、これJAZZじゃないでしょうという人や、早いテンポで歌いたいのに、原曲のイメージで遅く演奏されたりする事もありました。


なかなか、思っている事の共有は難しいです。


しかし、同じメンバーでずっと一緒にやっていると、

それが研ぎ澄まされて、どんどん昇華していくものと思っています。


先日の東京倶楽部で歌ったメリー・ジェーン、アレンジも歌も更に一味違ったモノに昇華しつつあると思っています。




我ながら、一年経って歌いこなすうちに進化している感じがします。


そのうち、

これはメリー・ジェーンじゃない

とか、

メリー・ジェーンはJAZZじゃない

という声が封印されるまで、ボサノヴァのメリー・ジェーンも歌い続けていこうと思っています。


※追伸

ホームページのメリージェーンのページも、

東京倶楽部ライブの演奏に差し替えました。

https://www4.hp-ez.com/hp/ryuseif/page22



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