オリジナル歌詞を加えた「朝日が昇る家」 | 【水戸っぽBlog】

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水戸っぽとは、水戸の三ぽい、【理屈っぽい、骨っぽい、怒りっぽい】または、【理屈っぽい、怒りっぽい、飽きっぽい】から来ています。その他、水戸生まれの水戸育ちの人間を【水戸っぽ】ともいいます。水戸っぽ深川隆成の日々の気持ちを綴っています。

ニューオリンズの売春宿の中でも繁盛店であったThe House Of Rising Sun の娼婦の独白の様な歌詞の、
アメリカ民謡「The House Of Rising Sun」

ノーベル文学賞受賞者ボブ・ディランだけでなく、売春宿を少年院に歌詞を変えて作ったアニマルズの同名曲や、日本でも浅川マキさんが作詞してちあきなおみさんも歌った「朝日楼」など様々な歌があります。

ただ、どの歌も悲惨なままに終わってしまいます。

この主人公を幸せにしたい、輪廻転生は、歌にもあっていいのではないかと思って作ったのが、
私の「朝日が昇る家」 です。


1.
辿り着いたのは娼婦の館
売られた女や逃げて来た女
母さんが夜通し塗ったGパンを
今も履いてるよ これからもずっと

2‥
父さん博打打ち 飲んだくれ
金に困って私を売った
愛した男もヤクザ者
こんな運命(さだめ)に誰がした

3‥
一緒の男が 何処かに消えた
父さん 死んだと
母さんの手紙
これから帰るよ ふるさとに
待ってて母さん
幸せにするよ

これから帰るよ
ふるさとに
幼い妹を
幸せに

※ ライブデビューした5年前の2016年に作った歌詞です。

The House Of Rising Sun はJAZZ発祥の地ニューオリンズで自然発生的に出来て作詞も作曲もわからない民謡です。JAZZ演奏での歌は聴かないです。
だからこその意味もありますが、JAZZカルテットでの演奏で歌う事で、私なりの供養の気持ちも込めました。

特に戦前迄の日本でも田舎の貧しい家庭から子供を売ったり、今でも借金などの訳ありで身体を売る人もいます。それこそ、世界中で今も何処かで体を売らなければ暮らせない人がいる事でしょう。

極限の状態になって生活しなければいけない人にも、いつかは幸せになる権利はあります。

そんな諸々の気持ちを、特に3番の私のオリジナル歌詞に込めました。

題名は、朝日楼や朝日が当たる家 などの訳がありますが、元々の歌詞がイメージしたであろう、

朝日が昇る家

にしました。