焦らなくても時間は過ぎていくものですね。
先々週の土曜日は腫瘍摘出手術を受けて、体にメスを入れて走り出した時と同じ様に、頑張る源を忘れない様にしっかり心に刻んだ日でした。
手術は高いから、と思い込み痛いのを我慢していたのですが、受けたらたったの5600円。
今迄入院や手術を何回かしていて、出費がかかった思い出がありボーナスが残ればと思ってそれまでは医者に行っていませんでした。
下手に我慢なんかせず、体の変調が起きた時は医者に行くべきですね。
先週は手術の傷跡から少し血がまだ出ていましたが、自分にとって憧れの諸先輩方にお会いできる日でした。
傷口がふさがっていませんから飲めません、とは口が裂けても言えません。
もっとも、酒の席が大好きなのは言うまでもありません。
それより何よりも、30年目にして初めて念願かなう事の喜びの方が強かったので、傷口も全然問題ありませんでしたが。
それにしても、内心では少し緊張していましたが、お会いすると皆さん、懐が深くて感激しました。
凄い人達だ、とカルチャーショックでした
ざっくばらんで優しくて明るくて、
こんな男になりたい、そう思いを強くしました。
入学してから三十年目の一年生。
新たな道が拓けた気持ちでした。
月曜日から仕事に戻ってからも、肩の力を抜いて簡潔に、とずっと頭の中で繰り返していました。
我ながら、落ち着きが以前より出て来たかと思います。
人生、まだまだ見習いです。