「インディアン嘘つかなーい」
というのは、西部劇では悪い白人に騙される、人の善い素朴な彼らの決まり文句でした。
最近はアメリカ映画の西部劇というものにあまりお目にかかりません。
日本のチャンバラ映画と同じで、その昔はカウボーイが活躍する西部劇が大流行しました。
西部劇の大スター、ジョン・ウェインやカーク・ダグラスが馬にまたがり、西部の荒野を走り回る。
老いも若きも、男も女もみんな揃って胸を躍らせたものでした。
西部劇で欠かせないのは、インディアンと白人との戦いです。
丘の上にインディアンの大群が馬にまたがって待ち伏せをする、
と遥か彼方の山の向こうで攻撃の合図の狼煙(のろし)が上がる、
というのが西部劇のお決まりのパターンです。
丘の上にインディアンの大群が馬にまたがって待ち伏せをする、
と遥か彼方の山の向こうで攻撃の合図の狼煙(のろし)が上がる、
というのが西部劇のお決まりのパターンです。
ウルトラクイズがモニュメントバレーでクイズを行った時のエピソードです。
ここは西部劇の舞台ということで、現地のインディアンの子孫の方たちを何人かゲストとして招きました。
彼らは裸馬ではなく、ジープに乗ってジーパンにTシャツ姿でやってきました。
彼らには西部劇と同じように、クイズ開始の合図として狼煙を上げてもらおうとしたのです。
ところが狼煙は知っているが
「どうやって上げるの?」
と上げ方を知らないというのです。
「どうやって上げるの?」
と上げ方を知らないというのです。
そこで、スタッフが枯れ草を集めてきて、これに火を点け、その上から毛布を被せて煙を溜めこみ、頃合を見て毛布を外すと煙が大空へ向かって高々と昇っていきました。
それを見たインディアンの子孫たちは、
「スゲーッ!カッコいい。インディアン嘘つかなーい」
と大喜び。
「スゲーッ!カッコいい。インディアン嘘つかなーい」
と大喜び。