無事に誕生した娘は旦那さんにへその緒を切ってもらい、一度体を拭かれて助産師さんたちからきちんと呼吸をしているかどうかなど検査してもらっていました。

 

初めてのおむつと帽子を頭にかぶって私の元に戻ってきました。

 

娘がまたおっぱいを吸う仕草を始めて、命の誕生、人間の本能って本当にすごいなぁと思いました。

 

私は後陣痛などで処置をしてもらいましたが、実は出血が多く、自分では今どうなっているのか分からないのですが、急に吐き気を感じ数回嘔吐してしまいました。

 

元々低い血圧も下がり貧血状態となって顔面蒼白で酸素吸引をしました。(旦那さん後日談)

 

本来なら分娩室で赤ちゃんと2時間過ごして病室に戻るところが私の場合は体調が落ち着くまで4時間ほど先生や助産師さん達が様子を見てくれました。

 

その間娘は持参した肌着とパジャマを着せてもらいベビーベッドに入っていました。

 

お腹の中から急に外の世界へ誕生したので始終目をしっかり開けて、泣きもせずにじっとしていました。

 

夜も明けた午前8時頃、麻酔も落ち着いて足の感覚も戻ったので病室に行くことになりましたが貧血状態で立ちくらみを心配され分娩台からベッドに移動しそのままスタッフの方にベッドごと運んでもらいました。

 

「トイレに行きたいです。」

 

立ち上がって1人で行こうとすると

 

「ちょっと待って!立ちくらみ、大丈夫??」

 

出産後の疲れなのかヨロヨロしましたが、今まであんなに大きかったお腹が一気にしぼんでとても不思議な感覚でした。

 

「朝食はセルフサービスだけど、今あなた動けないと思うからカフェがいい?それとも紅茶にする?」

 

至れり尽くせりの介護でした。

 

パンにバターを塗って、紅茶を飲んで、時々隣で寝ている赤ちゃんを覗いたり、今目の前にこうして居ることがそれはそれは何とも言えない感じでした。

 

「一旦家に帰るね。ちょっと寝てくる。」

 

と目の下にクマが出来ていた旦那さん。笑

 

出産後の娘の様子など説明してくれました。

 

とにかく光がいっぱいの外の世界を不思議そうにじっと天井を眺めていたのだそうです。

 

私も無事に生まれてきてくれたことに安心して少し寝ようと思いましたが、

 

ベビーベッドが気になってなかなか休めず、助産師さんや看護スタッフも定期的に様子を見にきてくれるのでお母さんになった初日はなんだかあっという間に時間が過ぎて行きました。

 

おむつを替えてもらって授乳の仕方を教わったりそうこうしている内に日が暮れ始めました。

 

ずっと目が覚めた状態の娘は今度はずーっと眠っていました。

 

とうとう生まれたんだなぁ。

 

私達をお父さんお母さんにしてくれた娘に感謝です。

 

そしておめでとう。

 

大きくなったらこの日のことを伝えようと思います。