伊豆のカイとさくらのうちの庭は、ドッグランにしてあります。
カイとさくらと、友達犬達に遊んでほしいと思って作りました。
でもですね。
このところ、カイはこういう状態が多いんですよ~。
わかります?
リード装着してます。
このときは急いでいたので後ろの木につながれました。
さくらのブラシをかけてるときには私のイスの脚にリードをつないでるし。
どうしてこんなことになっちゃうかというと・・・。
それはね。
狩りのシーズンだから
です。
朝の散歩から戻って庭に放すと、カイもさくらも喜んで走り回ります。
その間に私は家に入ってやることをやります。
でも、彼らはあっという間に狩りに突入してしまうんですよ。
例えばある数日間の例。
予告:ごめんなさい。
画像を隠すのは面倒なのでそのまま出します。
初日:私が庭に出ると、芝生を掘ってるカイ。
すぐそばにさくら。
この時はミミズを引っ張り出し、ピンピンする半身をかみ切ってまして。
急いで彼らをどけて、ミミズを取り上げ、庭の外へポイ。
(うちの前は杉の林と草っ原です。)
2日目:私が庭に出ると、何か咥えてるカイ。
慌てて「放せ」と命じると、口からこれが出た。
カナヘビですね。
上の写真は急いでリードを付けてカナヘビを回収して柵の外に投げた後のカイ。
あ~あ、あそこにいるのに~。 (カイ)
3日目:私が庭に出ると、大騒ぎしてるカイとさくら。
カイが口に何か咥えてる。
「放せ」で放したのはこちら
オカダトカゲ(きっと)ですね。
4日目:私が庭に出ると、しばらく歩き回っていたカイが、上を向いて嬉しそうに跳ねている。
まるで「獲ったー!」って言ってるかのよう。
口には何か長いものを咥えてる。
やばい。
「放せ」でこの姿に。
カイの鼻の下に獲物が。
「放せ」だけだと、放してすぐにまた食べちゃうので、すぐに「待て」、もかける。
そして、「待て」をかけつづけて撮影する。
獲物はこれ
10cmはありそうなバッタ。
ショウリョウバッタだね。
この写真のバッタはすでに昇天済み。
カイはオンリードになりました。
秋は、こんなんが毎日続きます。
いや、ホント、困りますよ。
朝の散歩から帰って家の中のやることをやって、カイとさくらにブラシをかけて、歯磨きをして足を洗って家に入れますが、もうね、大騒ぎですよ。
本当は夕方散歩まで庭で遊ばせてやりたいけど、狩りばっかりだもんな~。
せっかく思いっきり自由に遊んでほしくて庭をドッグランにしたのに、狩りばっかりして食べちゃうから、リード付けてたらランの意味ないじゃん。
カイもさくらもやめてほしいよー。
散歩が終わって庭で自由になると、さくらと走り回った後にカイは庭中を獲物探して歩き回ります。
何かいるかな?
匂うよ~。
ここら辺にいる!
あっちにも匂いがする!
えーと、ここらへんで何か匂い(音かも)がするんだけど・・・。
この時は横から見ると、
こんなことになっていて、どうもカマキリが上に登っていたみたい。
そして、さくらのブラシの時にはリード装着となるわけです。
だって、間に合わないですから。
自由が制限されて可哀想だ思って、飼い主がロングリードを付けたときには、ギリギリまで獲物を狙い、
結局、また10cm級のバッタを捕まえてしまったので、短くしました。
なんだかうちの庭の芝はそう長くないと思っていたけど、あんなに大きなバッタが毎日出てくるってことはどこかに隠れてるんだろうねー。
そして、きっと卵がたくさん産み付けられたに違いない。
参っちゃうなー。
じゃあ、さくらは?
何してるの?
さくらはね、寝てます。
散歩終わったし、出すもんだしたから休むのよ。(さくら)
さくら、狩り、しないの?
イヤイヤ、もちろんしますよ~。
ただね、目の前で何かがちょろちょろしない限り人間の目のあるところではしないんですよ。
この寝てる姿は人間を欺く姿なんです。
さくら、悪いヤツなんです。
秋はいろんな動物たちが冬を越したり、次世代へ命をつなぐために一生懸命生きてる季節です。
命を取ったら食べるべきだというのが私の基本方針ですが。。。
カイはねー、アレルギーもあるし、太るし、どんな微生物が着いてるかわからないから食べてほしく無いんですよねぇ。
でも、今は散歩していてもいきなりカマキリが飛んでくる季節だし、動くものには口から行く柴犬がいると、ホントに困ります。
ママはさー、動きが目立つのよね。
シニアなんだし、寝れば良いのに。 (さくら)
さくら、よく寝てるから身体と鼻に何か付いてるよ。
柴犬といると
トカゲやバッタ(しかも死んでるやつ)
に触れないーなんて言ってる場合じゃない
と思っていたけど
柴犬みんなが狩りをするのではない
と聞いて
ビックリしてる飼い主に
ぽちっと一押し、お願いします。