先週、天城の遊歩道に散歩に行ってきました。
毎年2-3回歩きに行きますが、今年はクマ発見のニュースのすぐ後で何か注意書きなんかがあるかなー？という興味もあって出かけました。
さて、いつも通り、
道の駅『天城越え』
に着いて、腹ごしらえです。
これもいつも通り、竹の子かあさんの店で山菜おこわとしいたけコロッケを買って食べます
う～ん。
美味しい！！
山菜おこわのおにぎりは、晩に息子が来るのでおやつになります。
しいたけコロッケはとても美味しかったんですが、わさびコロッケは11月からだそうで、やっぱりこれも食べたいので来月も来なくちゃ。
ちょっと道の駅を見て回ったのですが、クマについての記述は特になし。
まあ、この山にツキノワグマがいてもあまりに当たり前な感じでね。
クマの勢力圏に人間が入らなければ問題があるとも思えず。
ブナの原生林もあるし、エサたっぷりだもんね。
さて、天城山隧道に上がります。
この歩道はもっと湯ヶ島寄りの浄蓮の滝から始まっていて、健脚の人には素敵なコースのようだから詳しいサイトを紹介しときますね。
さて、去年までなかった告知板を見ながら上がります。
これ、苦情でもあったのかな？
この道は車も通れるんだけど、砂利道で、だいたいは平坦だけど、途中掘れてるところもあります。
うちの周辺では後ろから付いてくるばかりのカイが、さっさと前を歩きます。
相変わらず柵の外に出て谷に降りたいさくらとカイ
川端康成の詩碑を横目に見ながら歩く。
これは
「1981（昭和56）年に天城山隧道に向かう旧下田街道沿いの林のなかに建てられた。
二つに切り左右を少しずらしてつけた巨大な自然石に「伊豆の踊子」の冒頭部分と川端のレリーフがはめ込まれている。」
・・・そうですよ。
以上、伊豆文学散歩より抜粋。
周りを見ると・・・、
紅葉はまだまだみたい。
もみじがたくさんありますが、きれいな緑色でした～。
実はこの少し先で引き返すことにしました。
この日は木曜日。
ここはうちから遠いので、いつも平日、火・水・木あたりに出かけます。
たまに金曜日も。
でも、この日、車がとても多くて、皆さん上のトンネルまで行ったら写真撮ってまた帰ってくるし、すれ違った車は２０台を越え、これは危険だわーと戻ることにしたのでした。
車って、乗ってるときには気にしてないのかもしれないけど、歩くひとのことなんて考えていなさそうなスピードで、こちらが避けるのも待たずに近づき、砂埃を巻き上げて行っちゃうんですよねぇ。
ちょっとはスピードを考えてほしいですよ。
危ないし、砂だらけになっちゃうし。
せっかくの山の中、ガソリン臭いし。
この木々と瀬の中をゆっくり上がる森林浴を楽しめば良いのに、と思います。
あまりの車の多さに、きっと鹿達もそんなには出てこなかったんだと思いますね。
（いつも水を飲みに来てると思われます。）
ここで鹿の鳴き声を聞かなかったのは初めてでした。
これじゃあクマも怖くて近づけないわーと思いましたね。
下りも柵を越えたいカイとさくら。
下に降りたいんだよねぇ。
この時はどうも、下の瀬に鹿がいたみたい。
柵越えのカイ。
こらこら・・・
去年も見たキノコ
これが食べられたらすごいのになー。
大きいんですよ、これ。
橋を渡って、
戻りました。
そうそう。
10月20日に見つかったツキノワグマは二本杉峠付近の罠にかかったのでした。
この日の散歩で出会ったご夫婦とクマの話をしたのですが、河津町で見つかったんでしょう？と言われたのでした。
いえいえ、天城のこの辺ですよ、とお知らせしたところ、ご主人、怖くて気になって仕方が無かったそうでした。
（帰りも会った。）
では、地図を調べてみましょう。
クマが捕まったのは、赤印二本杉峠（旧天城峠）。
今回歩いたのは黄色矢印（青で道をなぞってある）。
いつも行く（今回はあきらめたけど）旧天城トンネル、この前行った太郎杉と滑川渓谷は赤線。
山だから上がったり下りたりはあるけど、直線距離で約2kmかそれ以下の近さ。
クマには罪はない。
食べ物を探しているだけ。
願わくば、人の匂いや音がするところには近づかないようにしてほしい。
殺されちゃうからね。
そして人間も山歩きは自己責任で行かなくちゃねー。
人のこと、言えないけど。
今回は、あの車の数、音、匂いじゃあ、私だってイヤになったから、クマは来ないと思う。
鹿が鳴くほどの静けさもなかったし。
鹿はね、奥野ダムでは良く鳴くんですよ。
静かだしね。
ということで、クマの危険はまったく無く、どっちかって言うと車の方が危険だった夕方散歩でした。
平日の天城の山の中で！
紅葉もまだなのに！
いつもなら人にさえほぼ会わないはずなのに・・・。
これから旅行者がどんどん増えるはず。
すでにうちの周辺は毎日たくさん来てるしね。
鹿もクマも、人間には気を付けてね。
アタシ、ここ好きなんだけど、今日はシカがいないのよ
（カイ）
いつもは遊びたいと思うほど
鹿に会えるのに
会えずに残念だった
カイとさくらに
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