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ウルトラマンティガ「怪獣を待つ少女」より、マキーナ。ひれ状の硬い装甲を閉じると、卵形の完全防御スタイルに変形します。


工事現場の地下30mから発掘された謎のカプセル。100年以上前に海に落ちたと考えられます。TPCで詳しく検査しますが、どうやってもカプセルを開くことが出来ません。

そこへ現れた黒い服の少女が笛を吹くと、カプセルが開き、天に向かって一筋の光を発します。その様子を見届け、立ち去る少女。そして光に呼応するように、宇宙から謎の物体が接近。マキーナです。

GUTSは地球に降り立った巨大な怪獣マキーナを攻撃しますが、その硬い装甲に歯が立ちません。日が暮れると、殻を閉じて眠るように静止したマキーナ。TPCはその間に周囲に赤外線式自動地雷を張り巡らせ、朝を待つ作戦に。

ダイゴは少女に見覚えがありました。
幼い頃、買ってもらったばかりの自転車で遠出して迷子になったダイゴが、心細くなり海岸で話しかけた少女、サキ。
しかし目の前にいるサキはその当時のまま、10代と思われる姿のままなのです。

そんなことはあり得ない、と不審に思ったレナ隊員は、ヤズミ隊員に彼が開発した自慢のアカシックレコードを使って調べさせます。
このアカシックレコード、今ならみんなやってる画像検索ですよね!放映当時にも既にあったのかもしれないけれど、まだ馴染みがなくて、これを見て「おおーっアカシックレコード便利!」と思ってました(^^; 技術の進歩というか、その技術の一般普及率というか、感慨深いシーンになりました。

ググってみた結果、なんとサキと同一人物と思われる資料が数百年前から存在していました。
「あの子…いったいいくつなの⁈」

サキが地球人ではなく、彼女が怪獣を呼び寄せたのではという疑念ももちろんあるでしょうが、どうもレナ隊員の気持ちの中には、ダイゴが優しく接するサキに対しての嫉妬心があるようにみえます。レナ隊員のこういう、エースパイロットなのに普通の女の子っぽいところ、可愛いですね(^^)


日が昇り、再びマキーナが殻を開いて活動を開始。自動地雷が作動する中、サキが現れマキーナに近づいていきます。このままではサキに銃弾が!
「危ない!」
危機一髪、噴煙に紛れティガに変身、サキを守ったダイゴ。そして興奮して暴れるマキーナと格闘します。

「やめて!マキーナは私を迎えに来てくれただけなの!私、ずっと、ずっと待っていたの!長い間…。私、感謝してる、あれを掘り出してくれたこと。みんなに迷惑をかけるつもりなんてなかったの!」
攻撃を止め、マキーナの元へ歩み寄るサキを見守るティガ。
ティガを見つめテレパシーで語りかけるサキ。
「ありがとう。私もあなたのこと、覚えていたよ、ダイゴ」

マキーナに抱きかかえられ、その装甲に包まれて地球を後にするサキ。
数百年前に何らかの理由で地球に取り残され、迎えを呼ぶためのカプセルを紛失してしまい、帰れるかどうかも分からないまま、気が遠くなるほどの長い時間たったひとり迎えを待っていたサキ。セリフも表情の変化も少ないけれど、どこか影のある役者さん自身の雰囲気が、サキの深い孤独を感じさせてとても好きなエピソードです。


エピソードも素晴らしいですが、マキーナのデザインも最高です!色良し、顔良し、そして変形!平成シリーズの中ではガンQに次ぐインパクトじゃないかなあ?ソフビ化されなかったせいかあまり人気無いみたいですが、私は大好きです!忠実な性格もかわいいですよね(^^)♡
それに意外と強かったですね。装甲が硬く、防御はもちろん攻撃にも活かされてたし、自動地雷の攻撃パターンを見破るだけの賢さもあって。サキが止めなかったらどうだったか、わかりませんよね。


そんなマキーナの最大の特徴である装甲を広げた姿を表現したかったのですが、私の実力では小さな画面にはうまく収められませんでした。
なので、ハンサムな顔にクローズアップして迫力ある1枚を目指しました。マキーナだということがわかりますかね(^^;?

この顔は、ネコ科ですね。







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