焼肉屋やステーキ屋(の主に大衆店)で
部位詐欺が多いのは、元からではないと思う
地域性もあるのかもしれないし
チェーン店じゃなかったから
というのもあるかもしれないけれど
私が20代の頃は、きちんと部位は正確だった
私は部位ごとの味の違いに敏感で
ステーキならリブロースが一番好きなので
わざわざリブロースと書いて他より高い値段をつけておきながら
単なる赤身のしかも大して美味しくもない部位が
出てきて以来、その店には行かなくなった
どうせ客はバカ舌で違う部位を出しても
わかんねぇだろって言われてるのと同じで
頭に来たから
焼肉店でバイトした事があるけど
そこはローカルチェーンで店舗数は5〜7店舗
(で推移)だったけど、部位に嘘偽りなく
きちんと正しい名称通りの肉を出していた
お肉以外のmenuも美味しくて
元々はお客として利用していた
厨房内もいつも綺麗にしてあって
中に入るまでわからなかった
人間性の低い人がいる事以外は
とても良い店だった
回転寿司でも、以前は鮑ではないものをを
アワビ(もしくはあわび)として提供していたり
ヒラメの縁側とかも、その他色々本来の名称とは違うものを
慣例みたいに提供していて是正された経緯があるよね
食肉業界は、金額的にも大きいからか
権力が強いのか、今まで野放しになっていたことの方が
不思議
私は部位の名称が大事なんじゃなくて
この値段でこのクオリティのものが食べられるなら
通うというお店の選び方をする方なので
業界の慣例とか関係ない
正しい名称で頼んだものが提供されるなら
そしてそれが自分の基準に見合っていれば
鮑じゃなくてもソレを頼むだろうし
そもそもリブロースと頼んで(値段も変えているくせに)
リブロースが出てこない時点で詐欺なんだよ
しかもその時、もっと最低だったのは
6ch(旦那氏)と食べ比べてみようってことで
お店の名前を冠したステーキと両方頼んだのに
同じブロックから切り分けた
まんま隣のスライス(だから同じもの)が
出てきて片方は安く片方は高い値段にされていた
そしてその店に2度と行かなかったけど
その店は程なくして潰れた
私だけじゃなく、気づく人は世の中にいっぱい居る
気づかないだろうとバカにして
商売したって続くわけがない
嘘偽りで商売されると、ガッカリ感も
騙され感も半端ない
安いには安いなりの理由があって
それでもその内容に納得すれば
別に文句はないのに
肉は顕著に酷い事が罷り通ってる業界だと思う
(飲食店だけじゃなくて
スーパーでも平気で部位の詐欺は横行している)
部位の詐欺はもちろん一部では
昔からあったのかもしれないけど
ここまで大っぴらにやって平気な顔をしていられる様になったのは
バブル以降とか2000以降とかに顕著なんじゃないかなぁ?
それなら、不動産屋にもメスを入れて欲しいけどね
誠実な商売をしているところと
悪どいことをしているところを
一緒の土俵で戦わせるのは
業界全体の発展としても未来がないし
まともな商売人が苦しむ事は二重に悪どい
腐れ切った慣習はこのSNSの時代
どんどん白日の下に晒されて
駆逐されて健全化していけば良いと思う
膿は出し切らないと治らない
だけど時代は、そういう流れだから
あくそい事もやり続けてたら
麻痺して、当たり前になって罪悪感もなくなり
慣習だとか開き直る奴まで出てくる
これは、犯罪者の心理と同じ
犯罪者は捕まれば裁判にかけられ刑事罰を受けて
罪を償うことになるけれど
今、慣習とかの言い訳で嘘偽りのまま
商売をしているところがのうのうと
やっていけてるのはおかしい
遅すぎたくらいだけど
健全化して欲しい
悪い奴が増えると悪は目立たなくなって
どんどん蔓延るけど、悪が少数派なら
目立ってやりにくいものなので
そういう意味でも健全化は清浄化にもなると思うなぁ
ただ、日本は法治国家(という体)で
運用されている国なので
今流行りの私刑みたいなのも
私はダメだと思ってる
それがOKになったら、冤罪ももっと増えるし
秩序も無くなるし、間違いが起きやすくなる
子供の頃や若い頃は、被害者が冷静に裁判に挑んでいる姿
(例えば理不尽に家族えお殺された人などが)に
どうしてこの人は、もっと緩徐j的に復讐心に走らないんだろう?
って思う事も多かった
それは私自身の人間性も低かったし
物事への理解も浅かったし
私自身が感情的だったからだと思う
今も単純な厳罰化を望む人は多いと思うけど
罰を厳しくしたら犯罪が無くなるとは思えない
校則もレベルの低い学校ほど多いし
校則自体のレベルも低い
レベルの高い学校ほど自由が許されても
一定の秩序は保たれるし暴走もしない
なのに何故か最低レベルの学校じゃなくても
校則が当たり前になっていき
意味をなさないものに、意味付けされて
抑えつける事が目的になってしまっていることに
気づいたところから変わり始めてきている
学校側の意識が低いままだと
依然、気付けずに目的と手段が
入れ替わったままになっていると思う
色々なところでシステムの綻びが出ていて
全体的にレベルも力も落ちてきていると感じる
力とは能力や記述力、人間力など様々だけど
だけどいつも思うのは傾きすぎたバランスは
やがて反対側へ動き出す動力になる
自然の摂理は均衡を保つ様に
できているのかもしれない
とにかく、肉で言えば
これで部位詐欺が全て消滅するとは思わないけど
正しい部位を見て食べて育った人が増えれば
違いがわかる人も増えて自浄作用も大きくなると思う
なんでも四角四面にしても
おもしろくはなくなるので
杓子定規じゃなくて良いところは
余白や遊びがあっても良いけど
リブロースと書いて、リブロースの値段を取って
リブロースそ提供するっていうのは
お店とお客の信頼関係だから
そこに嘘を入れたら、その関係は崩壊する
食品なんか特に、アレルギーの問題もあるから
肉の部位違いで人が亡くなるほどのアレルギーは
そうはないだろうけど
やっぱり、普通以上にきっちりしておいて欲しい部分ではある
ちゃんとしてくれているだろうという
信頼関係があるから、作るところを
見れなくても口にしているわけで
衛生面やぼったくり問題なども併せて
ちゃんとしている前提がないと
外食自体できなくなるからね