体内時計 | 稲葉敦志オフィシャルブログ -稲葉式不眠症改善ブログ-
体内時計は、地球の自転のサイクルである
24時間と同一周期であると考えられていましたが、
 
1960年代後半にドイツのマックス・ブランク研究所が
行った実験によって、そうではないことが
明らかになりました。

光が全く入らない部屋に時計なしで
人間を生活させたところ、ほぼ25時間の周期で
一日の生活を繰り返すことが確かめられたのです。

そのため、この周期 は、
「サーカディアンリズム」あるいは
「概日(がいじつ)リズム」と呼ばれています。

これは、ほぼ1日の周期という意味です。

もちろん、このままでは、
1日のサイクルと体内時計のサイクルに
ズレが生じてしまい、体内時計の本来の目的
が果たせなくなってしまいます。 

そこで、体内時計を毎日リセットし、
1日のリズムに合わせる必要があります。

その方法は、朝に太陽の光を浴びることです。

まず、目から入った光の情報は、
視神経を通じて脳内の視床下部(ししょうかぶ)にある
視交叉上核(しこうさじょうかく)という
神経細胞の集まりに至ります。

体内時計は、この視交叉上核の中にあって、
光によってリセットされます。

体内時計がリセットされた視交叉上核は、
脳の奥にある松果体(しょうかたい)へ
約14時間後に「メラトニン」という
ホルモンを分泌するように命令を出します。

このメラトニンは、眠気を 誘発させるとともに、
体温の調整や他のホルモンの分泌を調節する働きが
あります。

私たちが夜決まった時刻に入眠しようと思えば、
毎朝体内時計をリセットし、メラトニンを決まった時刻に
分泌させるよう心掛ける必要があります。 

曇っていても雨降りでも太陽の光を
認知することができますので心配する
必要はありませ ん。

メラトニンが眠気を誘発させる反面、
覚醒の働きかけがあります。

つまり、その時間は眠るのが難しい時間帯となります。

1日2回の山があり、

①朝目をさましてから午前中まで
②午後4~5時ごろから午後7時ころまでの2回です。

②のほうが強い覚醒の働きかけがあります。 


稲葉敦志