バストリカとは、サンスクリット語で
「ふいご」を意味します。
ふいごとは、鍛冶屋で使われる風を送る道具のことです。。
この呼吸法は、名前の通り「ふいご」のように、
息の出し入れを強く、そして素早くするものです。
過度な運動を行った後、息が荒くなりますね。
ハァ、ハァ、ハァ・・・・と
とても呼吸が短く、多くなります。
バストリカは意識的にこのような呼吸をすることで、
体内に多くのエネルギーを送り込むとことができます。
バストリカの呼吸は肺の浄化法の一種で、
体内の汚れたものを取り除き、身体の各内臓を強化し、
無気力さを解消します。
また長期的に行うことにより、免疫力が上がり、
心の働きが活発になり、体の様々な部分が正常に働くようになります。
ただし、注意点として、食後すぐには行わないこと。
また、寝る直前も避けた方がいいです。
また、寝る直前も避けた方がいいです。
もし行っている最中に違和感やめまいや息苦しさを
感じたら無理しないようにしてください。
また、やりすぎにも注意です。
もともと人間の呼吸はゆっくりとしたもので、
ゆっくりと長い呼吸をすることによって長生きができるのです。
バストリカのように、通常ではあり得ない早さで呼吸するということは、
無駄なエネルギーを使い過ぎるということにもなりかねません。
良い薬でも、飲み過ぎはいけません。
次の手順に沿って、正しく行って
1. 姿勢
姿勢は、椅子に座ってもけっこうですし、
あぐらでも正座でも、寝たままでも構いません。
背中をまっすぐにし、肩の力を抜きます。
あくまでリラックスした状態を確保することを
念頭において行ってください。
2. 吐き出す
まず、身体の中にある空気を、完全に吐ききります。
まずは、ゆっくりとやってみましょう。
3. 息を吸う
吐き出したら、鼻から息を吸い込みます。
この時、息を吸い込みながら、おなかをふくらますようにして下さい。
4. 息を吐く
おなかをへこましながら、息を吐き出します。
この時、強く完全に吐き出すようにフンと鼻から息を出します。
そうすると自然にまた鼻から強く吸い込むことができます。
5. 反復
では、以上の動作を速く反復していきます。
このバストリカは速く行わなければ意味がありません。
おなかをふくらませながら、息を吸う。
おなかをへこましながら、「フンッ」と息を吐き出す。
の繰り返しです。
吸う、吐く、で1セットとして、
1秒間に1セット行います。
かなり早いですけど、頑張ってください。
慣れれば比較的簡単にできます。
これを10セット、つまり10秒間行います。
10セットが終了したら、20秒間休みます。
これを繰り返します。
10セットを5回反復したら、調整に進んでください。
6. 調整
反復を終えたら、ゆっくりとおなかをふくらましながら、
息を深く吸い込みます。
ゆっくりと鼻から息を吐き出すと同時に、
身体をゆっくりと前方に倒していきます。
呼吸を整えて、終了です。
以上で、バストリカは終了です。
バストリカは慣れれば慣れるほど、
呼吸を速くすることが可能になります。
何故か速さを自慢するような方がおられるようですが、
そんなに頑張る必要はありません。
この手順に従っていただければ、十分な効果が得られます。