ミコラスはジェームスとはあらゆる意味で対照的だった。
同時にジェームスは元夫パトリックと対照的だった。やはりうまく行かなかった関係を基に、「次はこんな人が良い!」と思うから、それが強く反映された相手がやってくるのかもしれない。
ミコラスはこの日、友達と一緒にそのパーティーに参加した。彼は前の彼女と別れて4カ月ほどたっていたが、まだその彼女と一緒に住んでいると言う微妙な時期だった。もちろん寝室も別だったし、彼女には新しい彼が出来、彼女が家を出る日程ももう、決まっていた。前の彼女へ気持ちはなかったらしいが、やはり彼女が新しい人が出来て、引っ越していくと言うのはかなりエモーショナル的にいろんな思いが交差して難しかったのは察しがつく。とにかく、機会があれば出かけたかったし、誘いがあれば二つ返事出かけて行った。
そして出かけた先で、私と出会った。彼は私を見た時に「バタフライエフェクト」と言う言葉がよぎったと言う。
ウィキペディアにはこう説明されている。
バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)とは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象[1]。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である[2][3]。
この日、ミコラスが会いに来た友達との出会いから始まり、全て小さい出来事、小さい変化を起こしたことがこの大きな出来事(私との出会い)をクリエイトしたと感じたという。
彼は私に声をかけて来た。背がすらりと高く、顔も小さくて、グレーがかった青い目。誰が見てもそれなりにイケメンだろう。(後になってわかったが、偶然にもジェームスと全く同じ身長―193cmだった。私自身、身長が高い人は好みではある。)ただ、私は声をかけられた時点では全くそうは思わなかったし、興味もなかった。私は彼氏を作るなら、英語がネイティブの人の方がいいと思っていたのもあり、ヨーロッパ系(と言ってもいろんな国の人が居てそれぞれアクセントは違うが彼の国籍は今のところ、伏せておきたい)のアクセントがある時点でも、恋愛対象になり得るとは思えなかった。
さらに言えば、彼の服装も、気になった。前にも書いたが、私はジェームスの様な、あまり飾らないイギリス人的スタイルが好きだった。ミコラスは完全にトレンディー型で、髪の毛もちゃんとセットしてるし、身に着けているもの一つ一つがこだわっているのがわかった。所謂チャラいとか言う言葉で表現されるタイプかもしれないが、服装、いでたちから、遊び人かもしれない、と言う疑いがあった。
しかも年齢的に若そうに見えた。ジェームスは10歳年下だったが、それ以上であることは間違いなかった。私の中で年下も、10歳くらいまでが限界だろうと思っていた。
彼は熱心にフェイスブックで繋がりたいと言ってきた。。私は、付き合う事はまずないが、フェイスブックならもし問題があれば、簡単にブロックできると言うのもあって、承諾した。
その次の日から、彼からの猛アタックが始まった。
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