自然進化

環境への適応が変化を促す
世界には多彩な環境が存在し、同一地域でも長年の間に環境が変化することも多い。生物達はそれぞれ暮らす環境に自らを適応させて生存を目指す。以前の生活圏とは異なる環境への移動や、造山運動等の地質学的要因による住環境の変化等に晒されると、従来の姿や能力では生存が困難になる。こうして引き起こされた適応への圧力により、生物が新たな器官や能力を発達させ、遂には別種の生物に変化するのが自然的進化である。自然的進化の長い歴史を経て生物はその棲息圏を広げ、更に環境に合わせて様々な器官・能力を産み出すことにより多様性を獲得して、現在のような広い棲息分布と繁栄を可能にしたのだ。

突然変異により進化は進んでいく
自然的進化は主に突然変異により推進される。変異体の殆どは生存に適さない異常を背負う為淘汰されるが、稀に先代より優れた形質が生まれる場合がある。前述の様に環境変化への適応圧力が高い場合盛んに突然変異が起き、より環境に適した新たな形質を持つ者が子孫を増やしていく。やがて変異体が独立種として成立し、進化の1過程が経過する。この過程は数十世代から数百世代を掛けて徐々に推進される為、進化の速度は遅い。下の例のように水中生物が陸上生活に適応する場合も魚類から一足飛びに両生類に進化することは無い。必ず中間に進化前と進化後の両者の特徴を兼ね備えた、中継世代が存在する。

あまり急激な進化は行われない
(魚類の突撃魚が陸の生活に適応する為魚に手足が生えた姿のガマニアンに進化するのは○。更に両生類のフロッガーに進化するのも○だが、急に突撃魚がフロッガーになるのは×。)

作為的進化
知性体によって管理された進化
進化の結果として知性を手にした生物は、環境に干渉する能力を身に付ける。この能力を使って生物の進化に介入したのが、作為的進化である。モンスターの作為的進化は主に魔族が他の生物を特定の目的に利用する為、生物工学や魔法科学を応用して進化に介入した結果起きている。2つ以上の生物を融合させた合成生物等が代表的人為進化生物だ。 自然的進化より変化の速度は速く、器官・能力の発達は生態的なバランスを無視した異常な形を取ることが多い。本来は生殖力を持たない種族だが中には野生化・自然繁殖する者もおり、従来の生態系には収まり切らない特殊な位置に存在する生命として問題を引き起こしている。