一部例外を除き、生物は外部からエネルギーを摂取して活力源としている。光合成等で自然界のエネルギーを取り込むことが出来る物もいるが、それ以外は他の生物を捕食してエネルギーを得ている。そして自分自身も、他の生物に捕食されることでエネルギー源になる。この捕食する・されるの関係によって、生態系が成立している。生物達の関係を、2つの図表を用いて簡潔に説明する。


食物連鎖によるエネルギーの流れ
植物が光合成で産み出したエネルギーを、他者が捕食によって吸収し、更に別の生物に捕食される。この連鎖によって、エネルギーは生物達の間を次々と受け渡されていく。次に示したのは、捕食・被捕食の関係によって生じるエネルギーの流れに着目し、モンスターを立場毎に階級分類した食物連鎖の概念図だ。
(図の見方は、青矢印は矢印の先端は補食するもの、根の部分は補食されるものを指す。紫矢印は先端は分解して栄養とするもの、根の部分は己の死骸・排泄物を供給するものを指す。緑矢印は矢印の先端は補食の形をとるが実際にはエネルギーの移動がないもの、根の部分は書かれていないが恐らく補食されるものを指す。)

肉食者
獣や竜等、草食性の生物を捕食してエネルギー源とする生物。獲物を捕える為に発達した器官と、草食者より単純化した消化器官が特徴。第一次消費者を捕食して生きているので、第二次消費者とも呼ばれる。(草食者やスライムを補食する。死骸や排泄物は分解者の養分にされ、逸脱者にも補食される。サーベルウルフ等が該当。)

スライム
スライムは身体の殆どが水なので、他者のエネルギー源にはならない。だが生物には栄養と同様に水分も必要なので、水分補給の為、他の生物がスライムを捕食することが観察によって実証されている。(肉食者や草食者に補食される。スライム等が該当。)

逸脱者
アンデッド界の住人は、摂食によるエネルギー補給を必要としないが、飢餓の感覚により捕食行動をとる。彼等は死亡することで生態系から既に逸脱しているが、捕食行動で生態系に影響を与えているのだ。(肉食者や草食者を補食する。グール等が該当。)

草食者
植物プランクトンや草食性の昆虫・動物等の、植物を採食してエネルギー源とする生物。高等植物は強固な細胞壁を持つ。これを分解する為、特化した消化器官を持つことが多い。 第一次消費者とも呼ばれる。(肉食者や逸脱者に補食される。スライムや生産者を補食する。死骸や排泄物は分解者の養分にされる。ゴートドン等が該当。)

生産者
葉緑体を持つ植物。太陽光のエネルギーを固定し、他の生物にも吸収可能な形にする機能を持つ。植物プランクトンや草木等様々な形で分布している。また光合成の副産物として、呼吸に不可欠な酸素を生み出す。(草食者に食べられ、分解者とは分解される、分解者の作る栄養素を吸収しているの関係。該当モンスターのイラストはないが、恐らく植物類が該当するだろう。)

分解者
生物の死骸や排泄物等を摂取し、植物が吸収可能な栄養素に還元する機能を持つ。腐肉食性の虫類や鳥類等が含まれる。彼等の活動によって食物連鎖によるエネルギーの循環が完結する。第三次消費者とも呼ばれる。(肉食者や草食者や生産者の死骸、排泄物を分解して栄養とし、生産者に栄養を与えている。ハエ男等が該当。)