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Ultimate Benz Tech Official Blog

車検整備メンテナンス、スペシャルな足回り、エンジンOHから怒涛のエンジンチューニング、お好みのインテリアまで、お客様の求める何かが必ず見つかります。

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電話 03-5449-3387

大変暑かった夏がお盆休みを過ぎたらまるでヒーターのスイッチを切ったかのような涼しさに。
皆様どのような夏をお過ごしになられましたか?

当社は特にお盆休みはありません。お盆休みにお使いになられるお客様のために入庫されていた車たちをすべて仕上げて納車し、ちょっと手が空いたので自分の車をメンテしました。

日常の足となっているW201 190E 2.5-16です。

実は今年この車、ダダばかりこねています。
乗り始めて11年になります。11年前に一通りやった総合整備が一回りして巡ってきました。
UBTパワーオルタネーター、パワーラジエター、ヘッド関連、燃料系統、吸気関連、キャニスター・・・
そして今回は足回りの違和感を感じたので総合点検です。
日ごろお客様の車は厳しくチェックするものの、自分の車はおろそかになってました。

シャキッとしない直進安定性、ステアリングを大きく切った時のゴロゴロ感、若干ながら発生する異音・・・。
タイロッドエンド、ドラックリンク、ステアリングショックアブソーバーに異常が見つかり、さっそく交換。

これはアイドラーアームブッシュと言われるブッシュです。共通部品の多いR129などではステアリング操舵時「カキッ カキッ」っと音が出てわかりやすいのですが、W201ではその音が出ることは稀です。
見事につるつるに摩耗していました。
本来はこんな部品です。



またアッパーマウントも点検し、亀裂が発見されました。
ショックアブソーバーの上部を支えるこの部分は「剛性感」を大きく左右します。
11年前、走行9万キロで交換したまま、亀裂が見えないのでほおっておいてしまったのです。(汗)
なお現在の走行距離は18万キロ強です。

最近この部品は強化されました!
並べてみるとその差がわかります。
内部の鉄板も25%厚くなり耐久性、剛性が向上。
数十年前に作られた車たちの部品なのにまだまだ見直しが行われていたとは、うれしい限りです。

合わせてスタビライザーのブッシュも破損が見つかりました。
車体のロールをつかさどるスタビライザーは地味ながら大変重要な役割を果たしています。

高い剛性をほこる90年代のメルセデスたち。
この辺を交換するだけで驚くほどかっちり感が戻ります。
現行モデルが数十年後に同じような修理をして今回のよな効果が感じられるか、はなはだ疑問です。

この整備を経て自分のw201がますます好きになり、乗るのが楽しみになりました。逆に言うとこんなになるまでほおっておいて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
酷暑を乗り越えて疲労がたまっている皆さんのお車も、総合チェックをされてみてはいかがですか?

どうぞよろしくおねがいいたします。









UBTがこのブログやお客様と直接接するとき、楽しく安全なメルセデスライフを送っていただくため発信してきたことがいくつもあります。そのうちの一つが、「安物買いは銭失い」です。

安い部品はいけないのでしょうか?
そもそもなぜネットや量販店で売られているもの、純正部品とOE品などの価格差があるのでしょうか?

一般的に製品にはその出来(製造基準)によってA,B,C,Dなどのランクがあります。
メルセデスなどの自動車メーカーが定める「純正部品としての品質」を保持している製品(Aランク)は、純正部品となり供給されます。
メルセデスの基準を満たしていないもの、もしくは部品を製造したメーカーが独自の基準を定め多少コストダウンしたものなどが、ほかのルートで流通します。この場合メルセデスの基準は満たしていないので、メルセデスのロゴ、箱などは使われず部品製造元の表示となります。

純正供給している製造メーカーは1社ではありません。同じ部品でも複数の製造元があります。
それぞれがそれぞれの製造元の基準で作られます。
製造元で基準が異なるので、性能は当然左右されます。
これがOE品です。 「品質が違う」のです。

最近はネット販売、オークションなどで格安パーツも多く見受けます。
その中には超格安粗悪部品、本物より安くロゴデザインを勝手に模倣した「ニセ純正部品」まで出回っています。こうなったらもう、無法状態です。

先日ちょっと調べてみました。
Bosch製Benz純正部品のFuel Pumpが\36,000だとします。
・Bosch製OE製品 \24,000~\18,000
・純正そっくりの模倣品\16,000~
・そして最安値はなんと \3,400!(ノーブランド、製造元など不明)

純正金額の1/10以下!!!
騙されても笑ってやり過ごせそうな金額です。
面白そうなんで一つ買って即座に分解し、純正と比較してみたいとまで思わせる金額です。(笑)

冗談はておき、先日こんなことがありました。
雨が続いてエンジンがかからなくなったあるお車。
救出に向かい覗いてみると、ディストリビューターキャップ取付けビスがなくなってしまっています。
普通こんなところが取れたりはしません。

よく探してみると・・・・すぐ近くに転がっていました。
それもボルトの頭だけが!

写真上 純正ボルト
写真下 頭が取れてしまったボルト
なんと頭がぽろっととれてしまったのです!。

純正ボルトとこの頭が取れてしまったボルト(と頭部分)の重量を測って比較してみました。
粗悪品の方は純正品の70%と、小さい部品なのにかなり差がありました。
これでは適正トルクで取れてしまうのも当たり前かもしれません。

これが粗悪品の恐ろしいところです。
ディストリビューターキャップがしっかり止まっていなければエンジンがかかるわけありません!
お客様に聞いてみると、「ネットで安かったからなんとなく替えてみた」 とのことでした。
某オークションに出品されており、出品時の写真、および送られてきた箱には純正部品のようにメルセデスの文字も入っていたそうです。

メルセデス純正部品を使うのがベストではありますが、お財布の中身との相談も大事です。
UBTでは純正部品をご希望でない場合、当社が指定するOE品をご紹介しています。
長年の経験でどのメーカーのOE品が「本当に純正と同等」であるかわかっているからです。

決して「安物」に手を出さず、我々プロに聞いてください!

安物買いは銭失い ほどもったいないことはありません。
皆様もお気を付けください。

どうぞよろしくおねがいいたします。


皆様ご存知でしょうか?
製造から13年たった車たちへのさらなる増税が計画されています!

Reuse, Repair, Recycleというエコロジーに完全に逆行し、どんどん新しい車を
買わせようとする魂胆です。
普段政治的なことは書かないように心掛けていますが、これだけは別です!

是非ご協力を!


自動車税の重課税分〔13年超車両への増税分〕の廃止・恒久化禁止

「目の見えないところが大事」
サン・テグジュペリの「星の王子様」の一言(意訳)です。
本来の意味は「目で見えることより、そうでないことの方が大事だったりする」という意味ですが、これは車にも当てはまると思います。

写真は最近多いR129のシートの修理(や、レザー張り替え)のご依頼で発見したものです。
シートベルトの肩部分のトリムが破損してカパカパする(写真1枚目)=走行中に嫌なノイズがする ということで修理のため開けてみると、本来あるべき姿(写真2枚目)がこんな乱暴な修理(写真3枚目)でごまかされていました。これでは走行中にノイズが出るのは当たり前ですね。


「修理金額は安いのに越したことはない」 
それは常にユーザーサイドに立つUBTも大いに同意します。
しかし「安っぽい修理」はどうでしょうか?
もしくは安っぽいことを通り越した「乱暴な修理」はどうでしょう?
このような作業は決して修理とは言えないのではないでしょうか?
確かにリンケージパーツがこんなに小さくとも900円もしてしまったらそれを削減したいと
考えることは正しいです。しかししっかりした性能とメルセデスたるべき質感は同様に重要です。

このお話は決してApril Foolではありません。

Mercedes-Benzは高級車です。
壊れた時に必要な部品が少し高いのにはそれなりの理由があります。
UBTではお客様が普段目にすることのないところも、決して手を抜かずに、安易に部品をごっそり代えることで高額な請求が発生してしまうこともできるだけ回避し、「適正な方法と工夫と価格で」提供します。

安心してお任せください!
どうぞよろしくおねがいいたします。

今月29日、UBTは13歳を迎えます。
これもひとえにみなさまの格別なお引き立てがあってからこそです。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
これからも初心を忘れず、「常にユーザーサイドに立ったアドヴァイス」で皆様のメルセデスを元気に、
カッコよくしてゆきたいと思います。 どうぞよろしくおねがいいたします。

ありがたいことにUBTのお客様は日本中にいらっしゃいます。
写真は2004年、11年前にSpec Ωを装着されスタイリングと走行性能を飛躍的に向上させたR129 V12です。今回はちょっと久々の入院です。
この度内装(シート)の張り替えを目前に、各部シェイプアップするために久しぶりにUBTに戻ってきました。一度しっかり手をかけてきれいに仕上げた車がこのように戻ってきて再会できるのは、この仕事の愉しさでもあります。走行時ASRが点灯し走行困難になってしまうとのことで入院しました。

ちょっと遠方のお客様なので日常的なメンテナンスは地元でやられていたとのことですが、このトラブルだけはどうにもならずになんと2年間も預けっぱなしだったとのことです。
確かにV12というエンジンだけでなくASR/ADSなど、90年代のR129 V12車両は難しいことだらけです。でもそれぞれが正確に作動するのであれば、それは素晴らしい機構です。
流石、当時の「世界一のロードスター」です。

車は生き物ですので、2年間も「寝たきり」ですと今まで元気だったところもダメになったりします。
人間で言うと筋力が落ちてしまう と言ったところでしょうか?
以前は元気だったルーフトップの油圧なども作動しなくなってしまいました。

春のドライブシーズンに最高のdriving pleasureを提供するため、しっかり作業させていただきます。

皆様のお車のチェックはイカガデスか? ちょっとの不安も払しょくし、楽しくて安全なメルセデスライフをお過ごしいただきたいと思います。

どうぞよろしくおねがいいたします。