皆様今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、突然ですが皆様ご自身の健康診断を受けられたのはいつですか?
毎日深酒、暴飲暴食しているわけではないから自分は平気 と思われている方が多いのではないですか? 私は毎年必ず受けています。今のところ何も見つかっておりませんが、とても健康的に見える私の友人は今年の検診で大腸に大きなポリープが4つも見つかりました。
人間の体も車も同じです。気が付かないところが痛んでいる場合があります。
人間の場合は違和感や痛みで知らせてくれる場合が多いですが、車たちはどうでしょう?
車たちの場合、それは異臭や異音で知らせてくれます。
非常に頑丈に作られている90年代のメルセデスたち。それでも当然経年劣化は避けられません。
たとえばステアリング。操舵したときに「ギギギ・・」など異音が出てしまう車の多くは、ステアリングロッドやステアリングショックアブソーバーの疲労・故障が考えられます。
しかしそれだけでなくそれらいくつものステアリングの部品の支点、中心ともいえるこのボールジョイントがダメな場合が多いです。この部分、わりと軽視されがちで放置されている車たちの多いこと!

この見た目ではラバーブーツがダメ(ちなみにこの状態で車検は通りません)なだけのように見えます。
しかし実際はこの中が摩耗し、がたつきや異音の原因になっているのです。
この部品の仕事はフロントタイヤがついているアクスル部分が水平方向(ステアリング操舵方向)に曲がる部分の中心となっている、とても重要なパーツです。いくらいい脚を入れても、タイヤやホイルにこだわってもこの部分がダメな車は本来の操縦安定性を確保していません。
この部品、中身はどうなっているのでしょうか?分解してみました。

「ボールジョイント」の名の通り、ボール形状の取付け部とそれを支える受けから構成されています。
とてもシンプルな構造ですが、Simple is the best、シンプルであることも求められている重要部品です。真ん中にあるのはナイロン製のインサートで、異音の発生を防止しています。
そうです。この部分がすり減って金属同士が接触すると異音になるわけです。
繰り返しますが、一個数千円の部品ですがその役割はとても重要です。
単独でこの部分だけ交換する場合でもフロントアクスル部分をバラスのでアライメント作業が必須です。
ですのでロワーアームブッシュなどの作業を行う時に同時に交換すると工賃を削減できます。
UBTでは「壊れたところを直すだけ」でなく、直す際に「一緒にやっておいたら将来的に費用削減につながる」こともアドヴァイスさせてもらっております。
貴方のメルセデスも是非UBTで健康診断されてはいかがですか?