そろそろ皆さんもお正月休みから通常の生活に戻られたのではないでしょうか?
おかげさまで年末・年始のSFVの体感キャンペーンはご好評をいただきました。どうもありがとうございました。
1月6日よりUBTでは、UBT Car Docのご予約をいただいておりましたお客様のお車診断や各種メンテナンス、ベース車探しからのメルセデスライフのスタートのお勧め、足回りチューニングのプランニングなど、通常業務を開始しております。
さて、本日は「小さなことからこつこつと」のお話です。
大阪の目の大きな漫才師(のちに議員となった)の口癖でもありましたこの言葉ですが、実に大切なことです。
こちらはW201のラジエターサブタンクです。W124も共通です。
お車自体は製造年月からするとすでに20年、14万キロを超えますます元気な車です。
分厚い鋼板を惜しげもなく使ったこの時代のメルセデスはびくともしない高剛性が魅力です。
しかし細かにチェックすると壊れてはいないものの、そろそろ交換した方がいい個所もみつかります。
それが今回はこのサブタンクです。
冷却水レベルが確認できるように半透明になっているはずなのですが、これでは水位が確認できません。
もちろんセンサーは内蔵していますが、そのセンサーの働きが完全でなかったら?
左が新品。 右が交換されるタンクです。 色の違いは明白です。
ここで冷却系統のお話を。
皆さん圧力なべはご存知ですか?
鍋を密閉し内部圧力を上げて水の沸点温度を高め、100度を超えても沸騰しなくして中にある食材を効果的に加熱するものです。高山登山をする人のために開発されたものです。
自動車の冷却系統も同じ原理です。エンジンを冷却する水分、その大敵は「沸騰による気泡」です。 気泡が増えると液体として熱を奪う働きが衰え、エンジンはオーバーヒートしてしまいます。
冷却水の成分とともに、密閉されているがどうかが「冷却性能」に非常に重要です。
こちらのタンクは別段密閉度に問題はありませんでした。 しかしそれは「今日までの話」です。
こちらをご覧ください。
サブタンクは上下で整形され、接着(溶着)されてこの形になっています。
つなぎ目の周りには念のためぐるっと樹脂が溶着されています。
この部分が指で触るだけでポロポロと取れてしまうのです。
これでは近い将来何らかの衝撃で上下に割れてしまってもおかしくはありません。
英語のことわざには「壊れていないものを修理するな(余計なことをするな)」というのがありますが、われらが日本人には「転ばぬ先の杖」という言葉があります。
こちらのサブタンクの新品金額は現在\9,960です。
しかし交換によって得られる恩恵はこの何倍もになります。
もしけちって交換せずにほおっておいて、高速道路で吹き抜けたら・・・・
・・・一気に冷却水の沸点が降下し、冷却水が沸騰して吹き出し・・・・
・・・エンジンを冷やす手立てがなくなったために温まったエンジンはたちまちオーバーヒートし・・・
・・・ヘッドやブロックがダメージを受け、ガスケットが飛び・・・
・・・最悪の場合ピストンまで・・・
自走不可のために高価なレッカー代金がかかり
エンジンのOH代金でまたダメージを受ける・・・。
このすべてを事前に防ぐことができるわけです。
ご覧の通り、一発で冷却水レベルが確認できる「本来の姿」に戻りました。
ただでさえ沸点温度が高いUBTレーシングクーラント「セラフィム」の性能をいかんなく発揮します。
また余談ですがUBTレーシングクーラント「セラフィム」は原液使用・1年交換が推奨されています。
この綺麗なブルーが1年で見るも無残なブラウンに変色します。変色=本来の性能は失われた というインジケーターでもあります。
話を戻しましょう。
経済が停滞し、生活の中でもいろいろなところのコストコントロールガ大切になってきています。
無駄遣いは控え、必要なところに最小限のお金をかけることが大切です。
そんな今こそ、小さなことからこつこつやっていくことが快適なメルセデス・ライフの鍵となります。
大きなトラブルを未然に防いで、余計な出費を減らしましょう。
お車の不安を感じられたらすぐにお任せください。
各車種専用プログラムのUBT Car Docでお車の健康を診断いたします。
そして、賢い選択肢を優先順位をつけてアドヴァイスさせていただきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



