この世界の片隅に 〜闇の恩恵〜 | 魂との約束を果たしていく

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Ultimateアルティメイト~私の選択~

私は、自分の内側だけでなく、外側の世界を観察するのがとても好きです。

 

そこには、日々、自分に気づきを与え、成長させる鍵となるものが沢山あるから。

 

特に闇に眠る恩恵というのは、学びが深く、受け取ることで計り知れない力になるので、光よりも、むしろ好きだったりします。

 

そして、この世界はやはり完全で、今の時代が与えてくれるもの、その恩恵があると日々思っています。


 

 

先日、ある保守的な考えの著名人が、面白い試算を出していました。

 

それは、これだけ日本や世界が困難な状態にありながら、日常的に政治に関心がある人というのは、人口の0.5%しかいないという事実です。

 

その逆の思想を持つ人の存在を想定し合わせても、たったの1%でしかないので、99%の人は自分の人生や生活に直結することに、ほとんど関心がないということなのでしょう。

 

1%と驚くかもしれませんが、私が今の世の中を見る限り、この数字には納得ができるところがあります。

(ちなみに、この1%と99%の数字のバランスは、いろんなところで観ることができるので興味深いものがあります。)

 

おそらく、それぐらいに多くの人は、自分の中の闇について直視することが難しいのだろうと思うのです。(そのため、闇を力に変えることができないでいる。。)


 

 

それというのも、闇を観るというのは、それ相当の内的な準備を整える必要があります。

 

それがないと、外側の闇を見るたびに、自分の中の闇が反応して、その闇に飲み込まれてしまう。エネルギーが奪われる。波動が下がる。しんどくなる。この世界はひどく不完全だ。という思いが湧いて来るのだと思います。

 

しかし、自分にとって問題が存在するのは、実は外側ではなく、内側だったりします。

 

そのため、日々闇を観察し、闇を希望や力に変えていける人々から学ぶことは、とても多く、貴重であると感じています。



 

その一方で、ひたすら波動をあげることを勧める人がいます。これは確かに悪いことではないのだけれど、波動をあげても、自分の中の問題や課題がたち消える訳ではないので、必ず現実がついてきてしまうと思います。

 

この現実について、また波動を上げることで対処をしていけば、自分の中の半分を否定し、バランスの取れた地に足のついた生き方というのが出来なくなるので、当然その先にまた困難を招くことになり、リアルな自分を維持させて行くのが大変になるため、私は疑問を持ちます。

 

それというのも、自分の人生を創造していくためには、大きな底力が必要になる時が何度も訪れます。そのため、どうしてもいづれ自分の闇を扱い、力に変える必要が出てくるのだと思いますし、その方が結果として楽で早いと思いますが、色々な経験あって解ることが沢山あるのだと思います。



 

そのため、「こんな自分も、こんな世界も嫌だ」という人は、まず自分の日常を大切にして、内的な小さな世界から整え創っていくと、その困難を力に変えて、身近な世界から着実に変えることができていきます。

 

そして、その過程で、闇の持つ深い恩恵、そして力にも気づくことができると思います。

 

それというのも、自分のあり方が、そのまま周囲に影響を与えている、ということに気づかされると思うからです。

 

それはたとえば、周囲の人(家族など)がエネルギーで影響をされて変化をする。自分の波動に似た人を集めやすくなる。自分に似た価値観の人を集めやすくなる。

 

といったように、自分が変わると、身近な世界が変わる。ということが起きてきます。

 

また、自分のエネルギーが変わることにより、色んなことが整理をされていき、どれだけ世界中で大変な事が起きていても、自分の周りにだけは、不思議と穏やかで平和な世界が続いていく。ということが起きてきます。



そのため、この世界の片隅に、自分が生きたい世界を自分自ら創ることが出来ていきます。