AVID Sibeliusという楽譜作成ソフトがあります。操作がお手軽で僕は好んで使っているのですが、バージョン番号が『年号.月』になってから微妙に操作が変わったりして残念に感じたりすることもあったり。
そんなSibeliusですが、現在日本語の歌詞入力に関するバグが発生しています。具体的には、複数の音符にまたがって歌詞を伸ばすときに、本来であればスペースキーを押すと自動で次の音符へカーソルが移動し、伸ばし棒（ハイフン）が入力されます。しかし現在はハイフンではなく「Ü（ウー・ウムラウトと呼ぶらしいです）」という記号が入力されるようになってしまいました。
半角文字では発生しないバグで、全角文字（日本語だけ？）においてのみ発生します。サポートに問い合わせたところ、これはバグであるということで、先日発表された『2021.9』において修正され…たかのように見えました。しかし残念！「Ü」が表示されることはなくなりましたが、今度はスペースキーを押した時に次の音符へ自動で移動しなくなりました。マジか…
現在は日本語歌詞を入力中に次の音符へ移動したいときは、いったん半角モードにしてからスペースキーを押さなくてはなりません。そして全角モードにして歌詞を書いて…と、余計にひどい状態に（笑）。
もしかしたら最新版のOSを使用すれば問題ないのかもしれませんが、うちの環境（mojave）では使い物にならない状態です。
こちらのバグについてはサポートからの返信がないため、どのように捉えているのかは不明です。
次のバージョンアップでは直ってると良いなあ。
-----追記 2022年5月31日
Sibelius 2022.5において、歌詞のバグが直ったとの報告あり。僕はまだ確認していませんが、だとしたら嬉しい報告ですね。