読書感想文⑬ | ULPS日記(改)

ULPS日記(改)

演劇集団ULPSの公演情報や稽古日記、役者の呟き等を綴っていきます。

最近食べ放題に行けてないので、しばらく読書感想文連チャンになりま~す。

「ラ・パティスリー」
「ショコラティエの勲章」
「菓子フェスの庭」
作:上田早夕里

続き物の短編集ですが。
それぞれの巻で一つのお話になっております。

まず舞台になるのは、神戸の老舗パティスリー「ロワゾドール」
そこに入った新米パティシエの一年間の話。

次の巻は、ロワゾドールの二号店でもある、ショコラトリー「ショコラドルイ」と、二軒隣の「福桜堂」が舞台。

三巻目は、ロワゾドールがお菓子売り場に商品を納入しているデパートの、催事担当の話。

それぞれ視点を変えて洋菓子のお話を作っています。
通しで番号は振られてませんが便宜上、一巻二巻とよぶと。
一巻では大きなミステリーぽいことが。
二巻は、日常でのちょっとしたエピソードが。
お菓子に絡めて描かれます。

三巻は、ちょっと毛色が違って。
流通面での苦労と、甘いものが苦手な人の悩み的な問題からの…という話。
外伝的な位置づけですかね?

どれもTVドラマになりそうな感じです。

上田早夕里は、暗めのSFが定評のある作家さんです。
こんなほんわりしてちょっと人情話的な小説も書くんだなと思いました。