子育て世代になってつくづく思う。

少数派って、生きにくい世の中なんだってこと。

仕事しながら子育てをするって社会にとっては良いことだらけのはずなのに、
少数派ゆえに生きづらい。

保育園に入れられない。

保育園の定員を増やしたら、先細りする少子化に保育士が余るんじゃ無いか、という信じられない意見もあるらしい。
待機児童、という表面の数字を減らすためだけに行政が水増しのような数字のトリックを使って保育園が足りているように見せている事実。

子供が小さいうちは親が見るべき、なんて簡単に言う人がいるけど、
働きながら子育てしてくれる母親たちの税金のお陰で社会福祉が成り立ってる。働き手が増える方が、日本は潤うから。
このままだと海外から労働者を迎えなくてはならず、農業で始まっているような海外研修者の受け入れをしないと成り立たなくなる。

今の日本には労働人口が少なすぎて、
お金が有る無しに関わらず、働いて税金を納めてくれる生産者が必要なのに。

年配者や身体が不自由な人には、「みんなで支えてあげなきゃね」って想像はしやすいのに、
子育てをしている親への「みんなで支えてあげなきゃね」が本当に少ない。

年配者や身体が不自由な人にだって、マナー違反者はいるけど(何度も見たことあるけど)、
妊婦と子連れに対しての視線の方が随分厳しい。

妊婦と子連れが少数派になってしまったのと、苦労が見えづらいから。

でも、なってみると、本当に人それぞれで、
妊婦で本当に苦労するタイプ(私)とか、
生まれた子供の性格で公共の場でじっとしていられない子とか、
知らない場所にいるだけで泣いちゃう子とか、
公共の場で迷惑を掛けてしまうことが避けられない妊婦や子連れがいるって事が理解できると、
少数派の苦労が痛いほど分かって
これじゃ少子化になるよ、って思う。

子育てが楽しそうじゃない。
子供が、歓迎されている感じがしない。

夫は、子供が本当に好きで、2人目が欲しいらしい。
自分の子供の誕生が、本当に嬉しいらしい。

少子化は夫婦1組につき2人以上産まなければ解決しないって叫ばれてるけど、
子供が2人居たら妊娠~子供が小さいうちはベビーカーで色んなところに行かなきゃいけなくなって肩身がせまいし、
保育園の空きがないから、2人同じ保育園に預けられないことも起きて送り迎えもすごく大変だし、
2人産むことに幸せなイメージが全然湧かなくて、
ゴメン、私には2人目の自信ない、って伝えた。

これが、リアルな少子化像なんだろう。
すごく生きにくさを感じている。

フローレンスの駒崎さんが記事にしてたけど、子育て世代が難しいのは、当事者期間が短くて不満の声が長続きしないから、らしい。

でも、短い期間だからって何にも悪いことしていない子育て中のママ達が、
生きづらい、つらい、と感じなきゃいけないなんて、そんな世の中ってどうなんだろう。
母親が幸せじゃない世の中、子供は幸せに育つんだろうか。

子供がいるから未来があるのに、
子供がいると未来が行き詰まる。

それって、なんだか違うんじゃないかなと思う。


私は、当事者期間が終わるまで頑張れることを頑張るけど、
当事者期間が終わっても、子育て中のママが大変で生きづらさを感じていること、忘れないで生きなきゃいけないんだと知った。

今は逆境だらけの中、子供が元気でいてくれることに感謝しながら、
なるべく「諦める」という選択肢を選ばずに生きていきたいと思う毎日。

少子化問題の根の深さに、ただただ驚くばかり。