土曜まで、高野山出張に行っていました。
ほぼ最後の大仕事。今回はアーティストライブの仕事です。
3年前?私が高野山へ行ったのはボランティアツアーで山道を歩き続けて宿坊に泊まる、というなかなか素敵な経験でしたが。
今回は、某社さんから声がかかり、某アーティストのライブを提案したところ、
仕事が決まってコンサート制作で高野山ライブの企画、運営でした。
すでに安定期と言われる妊娠中期が終わり、妊娠後期に入っていた8ヶ月半。
病院で相談しましたが、体調は万全だし優秀妊婦だし、
「うーん、引き止める理由がないですね」
と言われてしまい、片道5時間の出張を決行。
旦那様は、1人で山の中に妊婦を出張させるというシチュエーションが心配で、
最初は心配のあまり怒って反対していましたが、
「お願いだから2人分、無事に帰ってきて」
と言って最後は送り出してくれました。
実は今回、ライブをするアーティストも妊娠6ヶ月の妊婦だったのと、
出産したらより行けなくなりそうな高野山にも行きたいなと思っていたので、
旦那さんには申し訳ないけど反対を押し切ってしまった感じ。
当日のライブは本当に素晴らしくて、
アーティスト本来の歌の素晴らしさに妊婦に漂う女性独特の柔らかな魅力も加わり、
彼女の音楽活動のテーマである「生と死」のリアリティーがより増していて、
会場が感動に包まれる瞬間を観ることが出来ました。
観客席では感動して泣いている方も本当に多くて、
私も、お腹で激しく動くベビーを感じながら、
命の素晴らしさを実感するライブを見届けることができました。
高野山という開山1200年記念のタイミングに足を踏み入れ、
開山1200年の企画に携わることが出来たこと、
そこで、1人のアーティストの素晴らしいライブに携われたこと、
自分の中にある新しい命の素晴らしさを感じることが出来たこと、
産休前に、本当に良い経験をしたと思います。
子供が出来てから、育児の不安や今後の仕事について考えることが増え、
目の前のことに頭がいっぱいになりそうな毎日を過ごしていましたが…
私と夫の縁で生まれる新しい命が、
あと何十年かで本来尽きる私達の命を繋いで行くことを思えば、
たった一瞬の育児や仕事に捉われることがいかに小さなことか、高野山が歴史から教えてくれた気がします。
ただ、妊娠後期の妊婦に山道の出張はさすがにこたえたようで、
高野山移動中、いきなり戻す(リバース)という身体の惨事に見舞われて周りに迷惑を掛けたことには未だ自己嫌悪…

胃がおかしくなったようです…

帰りも5時間の移動を経て、くたくたになって自宅に帰ると、
心配していた旦那さんがお腹に話しかけながら私とベビーの無事を喜んで迎えてくれました。
今回は、ホント心配かけてゴメンなさい、でした。
あと2ヶ月。
私の日常の大半を占めていた仕事が、一旦お休みになります。
その間に新しい命との対面で価値観が飛躍するよう、
毎日を学びの日にして、子供から色んなことを教えてもらおうと思います。
ベビーは、お腹を触ると身体をスリスリして私の手とコミュニケーションを取る積極的な子。
楽しそうにお腹の中で飛び跳ねたり、身体を旋回させたりして、母体には痛みも伴うのですが…
自分の中にある母性が幸せを感じています。
来週からベビーと向き合う産休。
マタニティ活動を思い切り楽しんで、充実した気持ちで命を迎えたいです
